October 15, 2017

ハント5

都心から郊外へ向かう早朝の私鉄の車両のドアが開く。

 俺が車内に乗り込むと入り口付近に座っている女が怪訝な顔をして俺を見た。

 まだ、ラッシュ前で、まばらな乗客たちの視線もいっせいに俺に集まる。

 俺が別に奇異な格好をしているわけではない。これは女性専用車両なのだ。

 集団を相手に力がどこまで通用するのか、ちょっと試して見たくなった俺は早朝の女性専用車両を力試しの場として選んだ。

 ドアが閉まり電車が発車する。

 とりあえず車内の全員に俺のことが気にならぬように「電波」を送る。

 車内にいるのはせいぜい14~5人だ。俺にとってはそう難しくはないはずだが…。

 俺をにらみつけたり、ちらちら見ていた女たちも一人、一人、俺には興味を失ったようにふたたび本を読み始めたり、メールチェックしはじめる。

 最後の一人が俺を無視するまで3分ほどかかる。まあ、最初はこんなもんか。

 次にこの車両に結界をはる。車両に誰も乗り込んでこないよう、この車両に入る気がしないようにしておくのだ。

 ここまではうまく行った。少し落ち着いたので改めて車内を観察して見る。

 意外に若い女が多い。朝帰りらしき女もいれば、これから遊びにいくグループ、水商売風の女、学生…。

 その層はさまざまだ。もちろん若くない女もいる。

 さっきは最後まで俺をにらんでいた、でっぷりしたおばさんや優しい顔をした老婦人など。

 その何人かにはまず眠ってもらうことにしよう。ピピっと俺の頭から再び「電波」が飛ぶ。

 車内の6名ぐらいがカクッと首を垂れて寝込んでしまう。いずれも「若くて美しい女」の選定基準から外れた乗客だ。

 当然あとは「若くて美しい女」だけが残る。そいつらの一人一人の無意識に潜入していく。

 ほぼ一瞬で全員のキャラクターを把握できた。こいつらはもう俺の手の内にあるも同然だ。

 一人のセーラー服の学生の前に立つ。みつあみのお下げに眼鏡をかけた真面目そうな娘だ。

 眼鏡のずれをしきりに直しながら文庫本を一心不乱に読んでいる。

 この娘の無意識に強く介入してみる。

 …前に立っている男のちん○んがさわりたくてたまらない…。手が伸びてしまって自分では押さえつけることが出来ない。

さわるともっともっといじりまわしたくなる。いじると自分もとってもHな気分になる。そんな感じてしまう自分が恥ずかしくてたまらない。

でもやめることは出来ない…。

 強く、何回も暗示を娘の無意識にたたき込んでやる。

 次第に顔が赤らんでくるのがわかる。ちらちらと俺の顔と股間を盗み見るようになる。

 自分の内なる欲求との葛藤でブルブルと震えだす。しかしどうしたって俺の打ち込んだ暗示に打ち勝つのは無理だ。

 真っ赤な顔でうつむきながらそれでも本から目をはなさずにおずおずと娘の手が俺の股間に伸びてくる。

 やがてその手が俺に達すると一瞬、娘は肩をビクっとさせる。

 それでも手は止まらない。ズボンの上からおれのちん○をさすり始める。

   シュッシュッシュッ…。

 「はあ、はあ、はあ。」息づかいが荒くなってくるのがわかる。

 もう本は読んではいないがまだ下を向いたままでのばした手だけをさらに激しく上下させる。

 まだ自分自身と葛藤しているのか、こする力はそれほど強くはない。

 これじゃ少し物足りないな。

 さらにサービスしてくれる女を追加する。

 俺が「電波」をとばすと、斜め後ろから一人、車両の前のほうから一人、女がふらっとたちあがって俺のほうに寄ってくる。

 二人ともすでに目はトロンとしてトランス状態だ。

 一人の女は、いかにも遊んでいるという感じのちゃらちゃらした感じのポッチャリ型の女だ。

 この寒いのにホットパンツをはいて露出の多い服を着ている。

 染めた金髪をドレッドヘアだかスズメの巣だかわからないようなぐちゃぐちゃの髪形にしている。

 アクセサリが無駄に多い。コレもファッションか。

 もう一人の女は服装は清楚なワンピースだが、だれがみても水商売とわかる雰囲気の若い女だ。

 抜群のプロポーションというわけではないが、体全体の線が、どこか生々しく男心をくすぐるところがある。

 二人は俺の両脇までくると自分の身体の部分を俺にこすりつけてよがり始める。

 遊び人の女は俺の身体に胸をこすりつけてくる。服の上からでもそのボリュームがわかる。

 ゴムまりのようなその胸はどうやらフェイクではないようだ。なかなかいい弾力感が俺の脇にあたってなんだか楽しくなる。

 そうだ、感じろ、俺の身体に触れるともっと気持ちよくなる…。

 「ムニュン、ムニュン、はあ、はあ、ああん、ふうう…。」気持ちよさそうな声をあげながら、さらにグイグイおしつけてくる。

 もう一人の女は俺の首筋をなめはじめた。その静かな動きとはうらはらの激しい鼻息が結構俺を興奮させる。

 首筋をなめながらその手は俺の背中や尻を愛撫している。

   「ぺろ、ぺろ、ぺろ、むふう、ふうん…。」

 やがて、俺の手をつかむと自分の股間へと導いていく。

 ワンピースをたくし上げ、いきなりパンティーの中へ俺の手を入れて触らせようとする。

 俺は逆らわず、女の要求に応える。

 「くちゅ、くちゅ…」「はあ、ああウウ…。」俺の耳元で異様に色っぽい声を上げだす女。

 腰をくねくねさせて、俺の手にグイグイ押し付けてきている。

 「はああーん、イかせてぇ、イかせてぇ…。」少し低音のハスキーボイス。声だけで2割り増しのエキサイト。

 一方遊び人の女は、さらに乗って来たのかもう上半身裸になってその見事な胸をさらけだし、俺のシャツをめくりあげて、必死で

こすり付けてくる。

 そのピンと立った見事な乳首をちょっとつまんでやると面白いほど反応する。

 「キュッ。」「はあああ、ああ、いいー、キモチイイー!!もっと、もっとおおー!!!!」

 更なる快感をもとめて俺の肌に乳頭をこすりつける。

 ステレオで聞こえる女のよがり声に俺も盛り上がってくる。

 そうこうするうちに欲望の方が勝ってきたのか、お下げの女子学生の股間をこする力が強くなってきた。

 おお、いい感じだ。もうしっかりとズボンの上からおれの陰茎をにぎりしめて上下し始める。

 「はあ、ああ、あああ…。」目線はあいかわらず下を向いたままだが大きなあえぎ声を上げ始めた。

 「は、あううん、もう…、もう…、だめええええ!!」

 チャックを一気に引きおろすと乱暴におれのちん○を引きずり出し、グッと握り締めるとものすごい勢いでコキはじめる。

 シコシコシコシコ…。「はああ、いい、いいわ…。」恍惚の表情。もううっとりした目つきで俺の顔をみつめながらしごき続けている。

 そして、しだいにその口が亀頭部分に近づいていき…。

 「はむ、はもはもほももも…。」大胆な動きで口の中へ俺のちん○を吸い込んでいく。

 「はうふ、ほんぐ、ほぐ、じゅ、じゅ…。」幸せそうにバキュームフェラをするその顔は、もう完全に淫乱女へと変貌をとげていた。

 こうして早朝の電車内で3人の痴女に体中を愛撫されている。こういうのも刺激的でいいものだ。

 実際に試して見てこういう操りは思ったほどエネルギーを使わないものだということに気づく。

 最初に女たちの心の方向を少し捻じ曲げてやるだけであとは岩が転がり落ちるように面白いように淫乱になっていく。

 多人数で行う相乗効果みたいなものもあるのかもしれない。といろいろ思案しているうちにも身体は絶頂へと近づいてくる。

 おお、気持ちいい。

 この気持ちよさをみんなにも味わってもらわなくちゃな。

 残りの乗客に俺の気持ちよさを転送してやることにしようか。

 俺の感じている快感を増幅して、俺を愛撫している3人はもちろん、残りの全員の脳に「電波」を送り込む。

 自分で胸を揉んだり股間をこすり始めたりする乗客の女たち。

 「はあ、はあ、くう、ふう…。」「きゅいん、く、あん…。」「いや、あん、だめ、あん、そんな…。」

 やがて車両全体があやしいあえぎ声で満たされていく。

 俺の絶頂が近づくにつれ、みんなの声も絶叫に変化していく。

 「あ、あ、あああああ、あ、あううう。」「きゃううん、きゃはあはああ!!」「うぐ、ぐぐ、がふふううう!!!!」

 素晴らしいオーケストラに囲まれて、ついに俺も最後を迎える。

 お下げの学生の舌の左右の激しい動きにじんじんしびれていた俺の亀頭が、ぶるっとふるえると一瞬おいて白濁をどっと吐き出した。

 ぴゅううう、ぴゅ…。

 「う、うふう、はあああああーん…。ああ、あー!!!!」「あう、あうふう、いくうううう!!!」「きゃひいいいい。」「あああ、いいいいいーーーー。」…

 車両全体が女たちのイく声で揺れた。

 「ふう。」長い射精がやっと終わって俺は一息つく。

 うまくいったという満足感と久しぶりに出し尽くしたというこの感じ。

 こころよい疲労感とともに車内を見回してみる。

 俺自身がかなり気持ちよかったため、イった瞬間はかなりつよい「電波」が飛んでしまったようだ。

 一人残らず、股間をじゅくじゅくに濡らして座席で失神している。

 俺はイチモツをズボンにしまいこみ、服装をととのえると最後の仕上げにかかる。

 電車の中では何もなかった。服装が乱れていたり、パンティーが濡れていたりするのはまったく気にならない。

 俺の存在も忘れてしまう…。

 乗り合わせた全員の表面の記憶から車両の中であったことを消去する。

 完全に俺と同化してしまったこいつらの記憶をあやつることは簡単なことだった。

 しかし、とことん淫乱になってしまった自分を心の奥では忘れることが出来ない。

 俺の求めひとつでいつでも激しく発情する…。

 とりあえずは普段の生活に戻してやるが俺からは逃れられない。

 そして、念のため一人一人の連絡先を控えておく。

 もしかしたら探している女がこの中にいないとも限らないからだ。

   後日、一人ずつ呼び出してはセックスをしてみたが、やはり求める女はいなかった。

 はじめから期待はしていない。それより、いろんなタイプの女とつづけざまにセックスをするのがおもしろかったのだ。

 あのお下げの学生が激しく求めるタイプで、巨乳の遊び人は逆に淡白なセックスだったのが意外だった。

 二人ともいずれ、俺に仕えさせる女のリストに入れておく。

 それにしても、求める女はいったいどこにいるのだろうか。

 親父の顔を思い浮かべながら、暗澹たる思いで俺はとぼとぼとあるく。

 あらゆる望みはかなうが、ただ一つかなわないものを追い求め続けなければいけない人生。

 考えて見れば皮肉なものだ。だがまあ、仕方ない。やるせない諦めに苦笑いし、ただため息をつく。

 「ふう…。」

 明日こそは、明日こそはと無理やり自分にいいきかせながら眠りに付く。

 明日こそは…。

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ハント4

年末で人のごったがえす繁華街をうろついて見る。クリスマスの派手な飾り付けをしているデパートの大きなショーウインドウの前で

 おたがいの肩に手を回しあい、見つめあうバカップルがいた。

 「タっくん、私の事、あいしてる?」

 「もっちろん。愛してるよサッチン…。」

 「うふふふ…。」

 「えへへへ…。」

 女のほうは小柄でまあかわいいといってもいいだろう。男のほうはずいぶんと、ふぬけた感じの野郎である。

 こいつらは人目もかまわずベタベタといつまでもやっている。ついにはチュッチュッとキスまでしはじめる。

 すこしムカついた俺はこいつらにちょっとイタズラをしてやることにした。

 ふたりにそっと近づく。お互いのこと以外は目にはいらない二人はまったく気づいていない。

 そっと女の背後にたつ。

 「お前の相手はこっちだぞっと…。」女の肩に手をかけ、くるっと回してこっちに向かせる。

 瞬間に彼女の心を操る。体の向きが変わっても、うっとりとした表情のままで俺を見つめている。

 「うふ、うふふ…。」相手が変わったこともまったく気にならない。目の中のハートマークはさらに燃え上がっている。

 「あ、あれ?サッチン?どうしたの、だれ?そのひと。」一瞬のことでぽかんとしていた男が我に返ったように女の肩をつかむ。

 「え?」とふりかえる女。「あなた…。だれ?」「え?だれって…。」ふたたびあっけにとられる男。

 俺は男に向かいサっと手をかざす。

 「あ、ご、ごめんなさい。人違いでした。おっかしいなあ。サッチンどこいったんだろう。おーい、サッチーン…。」

 男は女の名を呼びながら、ふらふらとあっちへいってしまった。

 「さあ、行こうか。」

 「うん。」女は陶酔した目でほほ笑みながらずっと俺の顔をみつめている。

 間近でみると結構かわいくみえる。このまま帰すのが惜しくなってくる。

 「おまえ、名前は?」

 「んん?サチコだよ。みんなはサッチンっていうよ。」

 「おれのことはキミトと呼べ。」

 「キミト…、キーミトォー。うふ。」

 得体の知れないイントネーションで俺の名前を復唱する。よしてくれ恥ずかしい、とか思いながらもこの娘に言われるとなんだか

悪い気もしない。

 身長は俺の肩ぐらいまでしかない。真ん丸い顔は美人というより愛くるしいといった方がわかりやすい。

 まるで無邪気な子犬のようにうれしそうに俺にまとわりつく。

 こういう女ははじめてなので俺もペースを乱されているのかもしれない。

   「キーミトォ、もっとつよく抱いてくれなきゃやあだ。ぷんぷん!!」

 本当に口で「ぷんぷん」っていいやがった。

 ぐっと抱き寄せてやると、より一層目をうっとりとさせて、寄り添ってくる。

 「とりあえず、メシでも食いに行くか。」

 「うん。」サッチン…サチコはかわいくうなずいた。

 一流ホテルでの高級フレンチはこいつには少しもったいないような気もしたが、やはり極上のものでないと俺は満足できない。

 おだやかな間接照明と机上のキャンドルのやわらかな光に、サチコは意外なほど美しく見えた。

 俺自身がなにかのマジックにはまっているような気分になってくる。

 「わああ、このワインすっごーくおいしい。すごいね、キーミトォーって。」

 その間延びした変な名前の呼び方はやめてくれよと思いながら、ついつられて俺もほほ笑んでしまう。

 「そうか、料理はどうだ。」

 「ううん、わたしこんなの食べたの初めてぇ。高いんでしょう?ねえ、10万円ぐらいする?」

 ミもフタもないというか、話の中身はファーストフードでの会話と大差ない。まあ、こいつに急に淑女になれといってもムリな注文だ。

 こんなフランス料理なんて食べ飽きたわ、てな顔をする女よりよっぽどいいと無意識のうちに彼女をかばおうとしている自分に

気づいて、すこしドキリとする。

 「値段なんかどうでもいいよ。俺は料理の出来にだけ、興味がある。百万の値打ちがあるとおもえば払えばいいさ。」

 「キャーっ、キーミトォーってカッコイイ!!ステキィ!!」サチコの瞳のラブラブ指数がさらにアップする。

 コースもおわってコーヒーをのみながらくつろいでいると、店長とシェフが挨拶にくる。

 ここでは俺は上得意であると店員たちに思い込ませてあるのだ。

 「奥奈さま、いつもありがとうございます。どうでございましたか、本日の料理は。」

 「うん、あいかわらず、ここのシェフの素材の生かし方は絶品だね。味つけは芸術的でありながらおしつけがましさがなく、毎日たべても

飽きることがない。いやあ、降参ですよ。」

 「そう、おっしゃっていただけると光栄です。奥奈さまほどの食通におほめいただけるのは三ツ星よりも価値がございます。

今後ともよろしくお願い申し上げます。」

 うん、と軽く俺が礼をすると、ふたりは行ってしまう。

 一部始終をみていたサチコの俺に対する尊敬度は頂点に達している。

 「キーミトォーって…、スッゴイ…、ステキ…。」首を小さく左右にふりながらうっとりした目で俺をみつめている。

 なんとなく得意な俺。どうも今日は必要以上にパフォーマンスしてしまったようだ。

 女を落とすのに俺ならばこんな手間をかける必要はないのだが、男というのはバカなものだ。

 「どうだ、今日はこのホテルに泊まるか?」

 「うん。」なんのためらいもなくコクンとうなずくサチコ。

 フロントのカウンターに行く。

 「あ、奥奈ですけど。」無論ここで俺の能力を使う。俺はこのホテルでは支払い免除の超VIPとなる。

 「奥奈さま、いつもお世話になっております。チーフマネージャーをよびますので少々お待ちください。」

 チーフマネージャーが揉み手をしながら現れる。

 「ああ、これはどうも奥奈さま。いつもご利用いただき光栄に存じます。で、本日は?」

 「あ、ちょっと泊まりたいんで部屋、用意してくれるかな。」

   「かしこまりました。ちょうど最上級のスイートルームがあいておりますのですぐご案内いたします。こちらへどうぞ。」

 チーフマネージャーは俺とサチコを案内する。

 通された部屋はさすが最上級スイートというだけあって、とてつもなく豪華だった。

 宴会でもひらけそうな広い部屋が3つ。広いバルコニーからは美しい夜景を見渡すことが出来る。

 もちろん部屋の中でもゴージャスな家具に囲まれてそんな夜景をみながらくつろぐことが出来るようになっている。

 「ふわーっ、すごーい。ねえねえ、キーミトォー、あれ、東京タワーだよ。すっごくきれい。」

   「今夜はこの夜景をまるごと君にプレゼントさ。」自分でも寒くなるほどのセリフだが、この娘の前ではつい口をついてでてしまう。

 「あーりがとう、キーミトォー、うれしいい!!ちゅ。」

 サチコが俺にだきついてキスをする。そのまま抱き合って見つめあう。

 状況としては最高に盛り上がっているといっていいだろう。

 「シャ、シャワー浴びてこいよ。な。」俺は不覚にもすこしうろたえてしまった。

 「キーミトォーも一緒に入ろ。ねえ。」

 「え、ん?あ、ああ…。」

 あいまいな態度の俺を引きずるようにして、シャワールームへ連れ込む。

 サチコとシャワーを浴びる。身体は小さいが思いのほかエロチックなボディラインをしている。

 「うふ、うふふ、ねえキーミトォ、今日はいっぱいエッチしようね。」

 かわいくささやくサチコを思わずギュッと後からだきしめる。

 ちょうど俺の手でつつめこめるくらいのかわいいおっぱいを力いっぱい揉みしだいてしまった。

 「もにゅ、もにゅ、はあ、はあ。」

 「あはん、ううん、だめだよ、キーミトォ、こんなとこでしちゃ、カゼひいちゃうよう。」

 俺は、ハッと我に返る。何やってんだ。なんでこんな小娘のペースに乗ってしまうのか。

 「すまん、お前がかわいいんで、つい…。」

 「う、ふ、ふ、あせらないの、キミトォ。きょうはいっぱい気持ちいいことしたげるから!」

 「ああ、うう。」ざまあないな。

 風呂を出て身体を拭くのも、もどかしくベッドインする。

 俺は冷静をよそおうとするが、俺の分身は痛いほどいきり立ってしまっている。

 「すごおーい。こんなにおっきいのが、こんなにかたーいの。じゃ、サチコがなめなめしたげるね。ふふ。」

 小さな口をおおきくあけて、あーん、ぱくっ、といった感じで俺のちん○にむしゃぶりつく。

 「はあううう。」不覚にも情けない声が出た。

 それほど、なんともいえない気持ちよさが体中に走ったのだ。

 俺はドキっとする。もしかしたら、この娘が…。捜し求めている女なのか…。

 俺の動揺をよそにサチコは激しくしゃぶりつづける。

 俺が気持ちいいかどうか確認するためなのか俺の顔をずっとみながら一心不乱に唇でしごいている。

 他の女に比べて特にテクニックがすぐれているわけでも、特殊な口の形をしているわけでもない。

 にもかかわらず、俺の陰茎は気持ちよさをビンビンと感じてしまっている。

 さほど時間がたっているわけでもないが、もう耐えられないところまで来てしまった。

 「あ、あう、でる、でる…。」「はも、ほご、ほご、ほおううん…。」

 サチコが口を離す気配はまるでない。

 俺が発射するとおいしそうに精液を飲み込んだ上にまだ口の中で亀頭をしゃぶりつづけている。

 「お、おい、いいかげんにしろよ。これじゃいつまでたってもセックス出来ない…。」

 「ちゅぽ。うふふふ…。」ようやく俺のちん○から口を離したサチコは楽しそうに笑っている。

 「ああ、おいしかった。でもさ、これでちょうどよくなったんじゃない?」

 たしかに俺のイチモツは今の射精で決して萎えることはなく、かといってギンギンに固くなっているわけでもなく“ほどよく”勃起した

状態になっている。

 こいつをこの娘に挿入すれば、俺の目標が達成されたのかどうかははっきりするだろう。

 期待を込めてサチコをぐっと引き寄せる。もう言葉は必要ない。

 サチコはちょっとだけ恥ずかしそうにうつむくと俺の誘導どおりに身体を動かす。

 胸と股間をしばらく愛撫したあと、やさしく股を手で開き、おもむろに挿入していく。

 ぬぷぬぷぬぷぬぷ…。なんともいえない気持ちよさ…。しかし、やはり違う。何がと訊かれてもうまく答えることは出来ないのだが。

 この娘は明らかに俺の捜し求めている女ではない。それだけは俺の脳がはっきりと告げている。

 「はあ、ああうう、キーミトォー、いいの、きもちいい…。」消え入るようなささやき声でサチコがあえぐ。

 それでも、この娘への愛おしさは変わることはない。

 ゆっくりと、ゆっくりと腰のスピードを俺は上げていく。

 ぐい……ぐい……ぐい……ぐい…ぐい…ぐい…ぐいぐい…ぐいぐい…ぐいぐいぐいぐい…グイグイグイグイグイグイ…。

 「はあ、はん、うううん、いい、いい、いい、キモチイイ、キミトォ、ああん、好きい。」

 なんて幸せそうな、なんていい顔をしているのか

 俺が激しくピストン運動をしている間もずっとサチコは俺の目を見つめ続けてうっとりしている。

 ものたりないのか、みずから腰を動かし始めた。

 かわいい顔でこんなことをするとは信じられないほど淫靡に腰をつきあげてくる。

 「ああん、ねええん、クイッ、どおお、いい?クイッ、きもちいい?いい?クイクイッ。」

 俺の目から一瞬も目を離さず、何度も何度も執拗に問い続ける。

 「うふふう、すき、大好き。ちゅ、ちゅ、ちゅ…。」

 今度はキスぜめだ。俺の頬に手を当てて何度も何度もくちづけをする。

 「チュ、チュ、ああん、そこ、いい、ちゅ、ちゅう、は、ううく、うふん。」

 もう、俺の方からは腰を動かしてはいない。サチコが下からものすごい勢いで腰を突き上げてくるのにただ合わせているだけだ。

 完全に彼女に主導権をにぎられてしまってどうしようもなくなっている自分に苦笑する。あ、でも、すごい…。

 「ねえ、ねえ、中へだしてね。きっとよ。中に出してね。はあ、はあ、はあ。」

 「うん、うん…。」気持ちよさに耐えながら生返事をする。

 「クイ、クイ、クイ…。今日ね、サチコの危険日なの、赤ちゃん、作ろうね。あ、あふうん。」

 「はい、はい……。ん?え?ええええ!?」

 冗談じゃない。予想していない俺もバカだが、突然こんな爆弾をなげられてあたふたしてしまう。

 早く能力で操ってしまわないと…。あせってしまってうまくいかない、というよりもう出てしまいそうなのだ。

 引き抜いたほうが早い。そう思ったが。

 「いやあ、ぬいちゃいやああ!!!キーミトォのあかちゃんほしいんだもん!ぜったいぬいちゃいやあ!」

 ものすごい力で脚を絡みつかせ俺にしがみつく。

 あせって振りほどこうとするが、とっさのことでうまくいかない。

 「あ、うぐ、こら、あ、ああああ、あ、だめだあ!」

 こらえようとする俺に腰を振ってくるサチコ。そのかわいい一撃で俺はこらえきれず爆発してしまった。

 ぴゅ…ぴゅ、どく、どく。「あ、あああ、でちゃった…。」

 「ああ、でてるう、キミトのがはいってきてるう!!妊娠するのお!!」うっとりとした目、恍惚の表情でサチコは俺の精子を受け入れている。

 あああ、出てしまった、どうしよう……なんてな。

 実は俺の精子で女は妊娠しないのだ。親父が言っていた。

 「お前が出す精子はいわばダミーの精子だ。本当の精子はお前の子供を生むことが出来る女と交わったときに初めて射精され、そして

必ず妊娠するようになっている。」

 忘れていたわけではないのだが、サチコのペースにすっかりはまった俺は普通の男になりきっていたようだ。

 こんなどこにでもいるような小娘がこの俺をこれだけ翻弄してしまう。

 俺は女の恐ろしさというものを初めて知ったような気がした。

 「うふふふ、私とキーミトォーの赤ちゃん、出来るといいね。早く欲しいね…。」

 安らかな表情で語りかけるこの娘を、だが、嫌いになることはできない。

 「ああ、そうだな。眠れ…。」俺が手をかざすとサチコはコクンと眠ってしまう。

 とりあえず、今日のことは忘れさせて元のカレシのところへ戻してやろう。

 しかし、いつでも呼び出せるよう連絡先はしっかりと控えておく。

 俺がハーレムを作るときには加えてやることになるだろう。ま、何かと問題をおこすことは十分に予想できるのだが。

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ハント3

幻の女をもとめるため、今日も街中を歩き続ける。女はいくらでもいるのだが、これは、という女にはなかなかめぐり合えない。

 そもそも、俺の子供を産むことの出来る女だからといって美女であるとは限らないのだが、親父はその辺のところは、はっきりとは

教えてくれなかった。

 当面は能力を使って好きな女を好きなだけ犯していけばいいだろうとは思っていたが、あてどもなくさまようことにひどく不安も覚えてくる。

 いつしか女を捜すことも忘れ、これからどうするかについて考えることに没頭してしまっていた。

 「はあ、ま、いくら考えてもわからないものはわからない。気分を変えて女だらけのところへでもいってみるか。」

 女性向けのファッションビルに入って見る。

 ここは10代向けのカジュアルな店からやや高級なブランド店まで数多くのテナントが入っていていろんな女でひしめき合っている。

 女、女、女だ。こういう中にくれば少しは俺も高まってくるのではないかと思ったのだが、どれに手をつけてもいいごちそうが目の前に

山積みされるとかえってげんなりとしてしまうものらしい。

 都市の喧騒に少しあてられてしまった俺は人ごみを避け、建物の裏の非常階段から下へと降りていく。すると…。

 非常階段にすわる女子○生3人。極端に短いスカートに白いルーズソックス、濃い化粧-未だほろびない典型的なバカ女子○生だ。

 それぞれにじゃらじゃらとアクセサリーのついたケイタイで盛んにメールを打っている。

 なんでもいいが3人並んですわられていたのでは通ることが出来ない。

 「わるいけど、通してくれないかな。」

 「は?なんかいったぁー?」

 「通して欲しいんだ。」

 「やあだ。うごくのめんどくせー。」

 「あっちまわればぁ。」

 「通してくれ。」

 「なんだよー、うっぜーおやじ。」

 「てゆっかー、ウチら動く気まったくないしー。」

 「おまえらなー。」若干二十歳の俺をつかまえてオヤジだと!?すこし怒気をふくんだ口調になってくる。

 「お?逆切れか?オヤジ。」

 こういうときには逆切れとは言わんだろうが。日本語をもっと勉強しろバカどもが!!

 「え?やるっつーの?ミキィ、エージに電話しな。ねえ、オタクさぁ。エージが来たらちょっと面倒なことになるしぃ。いまのうちに

とっとと向こう行っちまったらぁ?」

 誰が来ようと負ける心配はないが、こいつらは徹底的にいたぶってやらないと気がすまない。

 俺がさっと手をふるだけで3人ともトランス状態におちてぼんやりとした顔つきに変わる。

 「いいか、おまえらの目の前にいるのはお前たちが一番会いたいと思っている超有名芸能人だ。

 俺は超有名芸能人だから、俺の言うことには何の疑問ももてないんだぞ。俺の言うことはすべて正しいんだ。

 わかったな。わかったら目をさませ。それ!」

 手をパンとたたくとびっくりしたように3人とも同時に我に帰る。

 「あれ?」「え」「うっそー!!」

 俺を見て3人とも目をまんまるにして両手で口を押さえている。

 「○○さん…ですよね?あ、あの、いつも見てます。ああん、ウソみたい。え、ほんとにぃ?」

 「きゃあ、あの、あの、あの、私すっごいファンなんです。握手してもらってもいいですかぁ。」

 さっきまでの態度からころっと変わってカワイコぶる女子○生たち。気味がわるいぐらいだ。

 「ああ、どうも。握手ぐらいはかまわないよ。はい、どうぞ。」

 俺がズボンのチャックをおろすとちん○がぽろんとこぼれでる。

 「え?」

 「握手って言ったらこれを握ることでしょ。」

 「あ、は、はい、そうですね。やだぁ、もう、気が動転しちゃって。」

 リーダー格とおもわれる女子○生がまず俺のちん○をにぎり3回ほど上下させる。

 「ギュ、クイ、クイ、クイ。わあ、うれしい。握手してもらっちゃった。もう、右手洗わないでおこっと。」

 そうしろ。俺もちん○は3日ほど洗ってないしな。

 「わたしも…。いいですかぁ。わぁ、やわらかくてあったかくて…なんかいい匂いがするぅ…。」

 おおっと、そんなにきつく握るなよ。

 「じゃ、わたしも。ああん、うれしいい、感動しちゃう。ちょっとほおずりしちゃったりなんかして。スリスリ。やだ、やっちゃったぁ。」

 完全に舞い上がっている3人。

 お前ら俺のちん○を握ってそんなに嬉しいか。でも、意外と気持ちよかったな…。

 「あの…。サインももらっちゃってもいいっすかぁ?」

 「あ、わたしも。」「わたしも。」

 「ああ、よしよし、わかったよ。色紙は?え?持ってない?じゃ、パンツおろしてスカートめくって、あっちむいて…。

君たちの体に直接サインしてあげるからね。」

 「わぁ、うれしい、ありがとうございますぅ。」

 3人はわれさきにとパンティーをおろし裸の尻を丸出しにして俺の前につきだす。

 「じゃ、君から…。」

 「わあ、すごい、わくわくしちゃう。」

 一人目の女子○生の尻をつかむといきなり俺のちん○をおま○こに突き入れる。

 「あふう…。」2,3度つっこんでぐりぐりかきまぜるとすぐに抜く。

 こいつらをそんなに楽しませるつもりはない。

 つづけざまに二人目。「きゃ、きゃうううん…。」がらにもなく可愛い声出しやがって。

 三人目。「あ、あうう、くううう…。」うう、きついな。これもすぐに引き抜く。

 こいつら相手に射精などもったいなくて、とてもじゃないがする気にはなれない。

 「あ、ありがとうございますぅ。サイン大切にします。」顔を赤くして礼を言う女子○生たち。

 最後にもうひとつ暗示をあたえてやる。

 「いいか、俺につっこまれたところからじんじんととても気持ちよくなってくるぞ。

我慢し切れなくてここで座り込んで、おまえらはオナニーを始めてしまう。

始めると気持ちよくなってもうイってしまうまでやめられない。

そして、俺が行ってしまってから5分たったら、さっき会ったのは芸能人でもなんでもないただの男だったことに気づいてしまう。

それでも、オナニーはやめられない。イくときは最高に気持ちよくイけるぞ。ありがたく思え。じゃあな。」

 俺はそのままその場を去った。

 「くっちゅ、くっちゅ…。あ、ああん、いいよう…。気持ちいい…。」

 「クチュ、は、あうん、クチュ、てゆっかー、クチュクチュ、なんでウチら、あんなオヤジにティムポつっこませたんだろ。

クチュン、てゆうかぁ超クヤシクナクナイ?クチュ、くっふう…。」

 「チュック、てゆうか、てゆうかぁ、チュク、まじ、ムカツク、ってゆうかあ、ウチらなんでこんなとこで股ひろげてオナってんのぉ?

チュクチュク、でもチョー気持ちイーしィみたいなぁ。でもさ、でもさ、チュク、チュク、サエってさあ、バージンじゃなかったっけ?チュク、あふん…。」

 「くっちゅ、くう、ふうん、くっちゅ、やだよう、まだカレシもいないのに、アタシあんなオヤジにバージン捧げちゃったのぉ?

くっちゅくっちゅ…。ああん手ぇ止まんないしぃ、でもぅ、じんじん来るしー。くっちゅ、いい、ああん、おっぱい揉んでも気持ちいいんだぁ…。」

 「あ、それってヨサゲぇ。あ、クチュ、モミ、ほんと、チョー気持ちいい…。クチュ、モミ、クチュ、モミ、超ヤだけど、クチュ、あのオヤジの

ティムポ思い出すとカーッと熱くなってクチュ、バリ気持ちヨイー!!モミモミ、クチュクチュクチュ…。」

 「はあ、はあ、はあ、もう…、イ、イきそう、あ、あ、あ、イっくぅー!!」

 「あああーん!!私もー!!!」「あくぅうん、ああうう、いくぅ…。」

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ハント2

俺はいまや、どんな人間の心の中でも自由自在に操ることが出来る。

 とりあえずは町に繰り出して女の品定めだ。

 地下鉄の駅のエスカレーター。人でごった返す中でひときわ目立つ体格のいい女がいた。

 身長は180センチ近くあるだろう。派手なセーター、ブラウンの皮ジャケットに皮のブーツ。

 はいている花柄の刺繍の入ったジーンズがはちきれそうな太ももとヒップ。

 あきれるほど長い脚、広めの肩幅、巨大なバスト、くっきりとくびれたウエスト。

 メリハリのある日本人離れしたナイスバディーだ。

 黒いストレートのロングヘアーにニットの帽子をかぶっている。

 きりっとした殺気のある目。大きな口。何もかも作りの大きい顔は生命力にあふれている。

 自己をこれでもかというほど主張している。ああ、ふるいつきたくなるようないい女だ。

 俺は口をあけて見とれてしまった。

 あまりに無遠慮にじろじろ見るのでさすがに女の方も気がつく。

 その大きな目でキッとにらまれただけで少しすくんでしまうぐらい迫力がある。

 「おめー、なんだよう、さっきからなにジロジロ見てんのさあ…。」

 そう言って、心からイヤそうな顔で俺をにらみつけた女が20分後にはこうして全裸で俺のちん○を無心にしゃぶっている。

 「はむ、はんむ、はむん。じゅっぽ、じゅっぽ、じゅる…。」

 さっきのするどい眼光は消え、ぼんやりとした表情のまま無機的に頭を前後させている。

 俺のイチモツは女の大きな口にすっぽりと入っている。ダイナミックな舌のうごきがたまらない。

 今この女は完全に意識を消して人形状態にしてある。かなり強いレベルのコントロールだ。

 俺の命令を無条件になんでも実行する。

 「ようし、もっと速くうごけ、もうすぐフィニッシュだ。しっかり飲み込むんだぞ。」

 女は返事もせず、うつろな目のままで動くスピードだけをあげる。

 「じゅぽ、じゅぽ、じゅ、じゅ、じゅ、じゅ、じゅ…。」

 「ああ、うう、おお、いいか、だすぞ、だすぞ…。あうっ…。」射精した瞬間に女の動きは緩慢になる。

 女は表情一つ変えずに、こくんこくんと俺の精子を飲み込んでいる。

 改めて女の体をみる。がっちりとした見事なプロポーションだ。グンと前にはりだした弾力のある乳房。

 しっかりと自己主張をしている存在感のある乳輪と乳首。

 ヒップの大きさが腰のくびれを強調している。

 脚は信じられないほど長い。でかいヒップにつりあうように太もももボリュームがある。

 こっちをむいて股をひろげさせると呑み込まれそうな迫力だ。

 俺が何も命令しないと完全な無表情で光のない目を正面にむけてただじっとしている。

 完全な生き人形状態だ。俺は今どのようにでもこの女をいたぶれる。

 俺は人の意識まで支配するという感覚に酔いしれ、興奮している。

 自分で作った芸術作品をしみじみ鑑賞するように女の美しい体をなめまわすように視姦する。

 うつくしくかわいい俺の人形…。人としての意志をもたない肉奴隷…。

 男なら誰でもあこがれる完全な支配を俺は、いとも簡単に行ってしまえる。

 だが、俺の能力はそれだけではない。

 たとえばこの女、人形のままでもいいが、今度は自分の意志で俺にサービスしてもらうことにしようか。

 俺の力を使えば今のところ一時的にだが人格を変えてしまうことさえ簡単に出来る。

 「よく聞け。お前の家系は代々俺の家に忠実に仕えてきた一族だ。お前も子供の頃から俺の一族の人間に仕えることがどれほど光栄で

喜ばしいことか、さんざん叩き込まれて成長してきた。そして今回、一族の新しい長になった俺に仕えるものとして一族の中からお前が

選ばれた。子供の頃からの夢がかなってお前はとてもうれしい。今日は俺に初めてまみえる日だ。お前はとても緊張している。

…さあ、目をあけろ。」

 人形の様だった女の顔に表情が戻り始める。全裸で立ちすくんでいたままの女が目を開けた。

 「あ…。あ、あ、ああー!!」俺をみると目を大きくみはり、そしてあわててその場で土下座をした。

 「は、はじめてお目にかかります。今日から、おそばにつかせていただきます。あの、その…。」

 回りを威圧したようなあの不遜な態度は見る影もない。今は、あわれなほど緊張してあわてている。

 「ふん、で、名前は?」

 「レイラ…綺麗の麗に羅生門の羅…です。」

 「そうか、俺のことはキミトとよべ。」

 「はい、キミトさま。」

 「お前らの一族は俺の一族に愛撫されると通常の5倍は感じるそうだな。どうだ、楽しみだろう。レイラ。」

 お楽しみのためにそういう設定も刷り込んでおく。

 「い、いえ、滅相もない。わ、私はキミトさまに喜んでいただくことだけを考えております。」

 「じゃ、さっそく頼むとするかな。そのりっぱな胸で俺をたのしませてくれ。」

 「はい。」麗羅はやや恥らうように目をそらすと、そっと俺のほうに近づいてひざまずきその大きな胸で俺のちん○をはさむ。

 むんにゅ、むんにゅ…。弾力のある巨大なバストにしごかれる。ああ…刺激的だ。

 「キミトさま、これでよろしいでしょうか。」不安げに見上げる麗羅の顔に俺の興奮が増す。

 「おお、いいぞ。とてもいい。そのままつづけろ。う、ううふう…。」

 麗羅の息もすこし荒くなる。俺の体にふれると5倍感じやすくなると思い込ませたため、気持ちよくなっているのだろう。

 俺の手前、感じていると悟られたくはないようだが。

 「う、ううう…。気持ちいいなら声をだしてもかまわんぞ。それのほうが俺も興奮する。気を使わんでもいい。」

 「は、はい…。あう、はううん…。はあん、キミトさまのおちん○んからすごいオーラが出て体がじんじん感じてきてしまいますぅ。

やぁん、きゃうん、気持ちいいのオー。」

 真っ赤な顔でさらに激しく、体全体で揺さぶるようにおれのイチモツを揉みあげてゆく。

 むんにゅ、むんにゅ、もんにゅ、もんにゅ…。はあ、あう、はうん、あっ、あーん…。

 大きな体に似合わぬ麗羅の可愛い声が俺の脳髄を刺激してイきそうになってしまう。

 「う、くうう、いい、おお、いくぞ、レイラ、股をひらけ!!」

 「は、はい!!」とつぜんの命令に大慌てで体を横たえ股を開く麗羅。あわてながらも入れてもらえる喜びに瞳を輝かせる。

 目の前におおきく広げられた麗羅のおま〇この迫力に息を呑む。

 麗羅の股間の裂け目がうねうねと動く。一匹の淫靡な生物のようによだれをだらだらながして俺をさそう。

 俺はもうたまらず、一気にちん○を打ち込む。

 「はあううう!!」先が入った瞬間にグッとくわえ込まれてすごい力でグングン吸い込まれていく。

 おお、すごい、なんじゃこりゃあ!!100枚の舌になめられているような強烈な刺激。

 「きゃあううん、ひいい、いいの、きもちいい!!キミトさまああ!!」

 麗羅も大声を上げてよがりだす。相当感じているようだ。

 俺のイチモツも麗羅の粘膜のうねうねに翻弄されてもうイってしまいそうなくらいキモチイイ。

 目の前の巨大なバストをもみながら腰を激しく動かす。

 「はあん、はあん、はあん、いいの、すごい、くうぅーん。」一突きするたびに声をあげる麗羅。

 俺も最高潮にもりあがる。しかし…。この女ではない-俺の本能が俺に告げる。

 まあ、しょっぱなから出会えるとはこっちも思ってはいないが、この女はやはり俺の捜し求める女ではなかった。

 しかし、だからといって麗羅とのセックスの気持ちよさが損なわれるわけではない。

 「はあああ、イクの、イくのー!!!」「お、おれも…。」

 膣内のウネウネがいっそう激しくなる。

   精子が飛び出ようかというその瞬間に俺はちん○を麗羅から引き抜き、その淫らな笑みを浮かべる美しい顔の上にまたがり

絶頂の瞬間を迎える。

 ぴゅぴゅぴゅぴゅ、どっくん、どっくん…。

   「ああ、キミトさまがザーメンをかけてくださる。あうん、うれしい、あん、またイっちゃうう。」

 顔に俺の精子をしたたらせ、麗羅は体をビクつかせて何度もオーガズムに達する。

 「はあ、はあ、はあ、もうしわけありません。わたしばかりよがってばかりで、キミトさまにもっともっと奉仕しなくちゃならないのに…。」

 大きな体を小さくして麗羅があやまっている。しかし快感の痺れでまだ自由に体は動かないようだ。

 「いいよ、レイラ。おれもすごく気持ちよかった。いいセックスをしてくれたよ。」

 「あ、ありがとうございます…。う、うう、くうう…。」感激でまたエクスタシーに達してしまった。

 しばらく休んでからバスルームで汗を洗い流す。麗羅が、かいがいしく俺の体を洗ってくれる。

 殿様気分とはこのことだな。ん?成人をむかえて俺もオヤジくさくなってきたか。

 獰猛だが俺にとってはかわいいペット。俺の能力を使っての獲物第一号としてはなかなか上出来だ。

 もとどおりの服装を着せて、ふたたび麗羅の顔の前で手をかざす。

 「お前はこの部屋を出て、外に出ると俺のことも、俺とのセックスのことも忘れてしまう。しかし俺から電話をもらったらお前は俺のペット

であることを思い出し何でも俺の言うとおりに行動する。わかったな。わかったらいけ。」

 そして俺はシティホテルの一室から麗羅を送り出す。

 表に出た麗羅は、少したちどまってまわりをきょろきょろみてすこし首をかしげてからスタスタと行ってしまう。

 彼女にとっては今日も何事もない普通の一日。しかしながら本当は俺のペットになったという記念すべき一日。

 意志の強い女を操ったことと激しいセックスで少し疲れた。俺はベッドの上でぐっすりと眠り込んだ。

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ハント1

20歳になったその日、俺は親父に呼び出された。

 部屋に入ると親父は、まあそこに座れという。

 親父とこんな風にあらたまって話したことはいまだかつてない。

 高校を出てから俺は職にもつかずぶらぶらしてきた。働かなくても生活に困ることはない。

 家にいれば勝手に食事もでてくるし、ねだればいくらでも小遣いはもらえる。

 俺の住んでいる家は高級住宅街で500坪はあろうかという大邸宅だ。

 親が金持ちだから…。まあ、そうなのだが何故金持ちなのかを俺は説明できない。

 俺は親父が何の仕事をしているのか知らないのだ。

 知らないどころか親父が仕事らしきことをしているところをみたことすら一度だってない。

 いつも家にいて俺の母親や何のためにいるのだかわからない多くの女たちを相手にただ、いちゃいちゃしたり遊んだりしているだけだ。

 人に任せて会社をやらせているのだろうか。

 それにしても部下らしき人物が出入りするのを見たことがないし、親父が電話する姿もほとんど見たことがない。

 ただ、時おり現金が必要になると銀行から頭取が金を持ってくるぐらいだ。それも年に数回程度。

 品物を買うときは業者が持ってきて金をうけとらずに帰るので日常は現金をつかうことはあまりない。

 家には金庫すらないぐらいだ。

 銀行に莫大な資産が眠っていてそこから引き落とされているのだろうか。

 俺にはよくわからなかったし誰も説明はしてくれなかった。

 金や物に不自由はなかったので俺にとってはどうでもよかったし、親父に問いただすということなど考えもしなかった。

 俺の母親は子供の俺から見ても、今でもとても素敵で美しい人だ。

 どこからみてももうひとつサエない親父によくこんな美人が嫁いだものだと思う。

 家に20人以上は居ると思われる美女軍団にしてもよくわからないところがある。

 いちおう家事らしきこともするようだが、お手伝いさんではない。

 子供の頃はどの家でもこういう人がいるものだと思っていたが、どうやらそうではないらしいことを知る。

 俺の家にいるのは、ひとりのこらずモデルや女優といっても通用するぐらいの若い美女ばかりなのだ。

 そんなスタイルのいい美人がほとんど下着姿同然で家の中をうろうろしている。

 女性を意識しだした頃の俺にとってはものすごく目の毒だった。毎日ムラムラしてたまったもんではない。

 友人はうらやましいといったが俺にとってはむしろ苦痛ですらあった。

 といいながらも、実は俺が筆おろししたのもその中の一人だ。

 思春期に突入したころ、肌を大胆にさらしながら歩いている美女たちを毎日目の当たりにしていた俺はたまらなく

なって一人でコいているところを一人の女に見つかった。

 「あらあ、一人でエッチなんかしちゃって…。言ってくれればいつだって相手してあげるのに。いらっしゃい。

 おねえさんがちゃんと教えてあげる…。」

 そのころ一番人気のあったトップ女優そっくりのその女に俺は童貞を奪われることになる。

 「ねえ、あんたら、いったい親父の何なんだ…。」

 ちん○をしゃぶられながら俺は普段、疑問に思っていたことをその女にぶつけた。

 「うふ、キミト君はそんなこと気にしなくてもいいの。ほうら、気持ちいいでしょ。ほぐ、じゅる…。」

 「あ、う、ううう…。」そして答えをあいまいにされたまま俺は彼女に犯された。

 どうやら、女はそのことを親父に報告したらしく、ほどなく親父から俺のセックス相手として何人かの女があてがわれた。

 というわけで、判然としないまま、金にも物にも、女にも不自由しない青春を俺はおくってきたわけだ。

 親父が話し始める。

 「話というのは他でもない。お前も20歳になったんでな。先祖代々伝わるしきたりで明日からひとり立ちしてもらうことになる。そういう話だ。」

 寝耳に水というか、藪から棒というか、いきなりそんなことをいわれてもこまる。

 「何ぃ、俺は追い出されるのかよ。親父ぃ、そんなこといっても、仕事するなんてヤだぜ、俺。」

 「まあ、話は最後まで聞け。そうだなあ、何から話すか…。お前はこの家のこと、代々うけつがれている秘密のことはもちろん知るまい。」

 「秘密?なんのことだ。どっかに財宝でも隠し持ってるのか?」

 「いや、そうではない。我が家は代々かならず子供は一人、それも男子しか生まれない。知っていたか?」

 「うんにゃ?そういや、俺も一人っ子だな。親父もか…。」

 「そう、私の父も祖父もその前もずっとだ。」

 「はあ、わかった。男女産み分けの秘儀がその秘密ってやつか。」

 「いまどき、そんなもの秘密にして何の得がある。その、ただ一人生まれた男子には必ずある能力が受け継がれている。

いや、その能力を確実につたえるために跡継ぎは一人しか生まれないようになっているといったほうが正しいか。」

 「ほう、俺にもそんな特殊な能力があるってか。俺は勉強も運動も人並みだったし特に何か得意なものなんてないけどなあ。」

 「それは成人するまで決して本人には明かしてはならないという厳しい戒めがあるから今日まで黙っていたのだ。若いうちにその能力を

知ってしまうと色々と不都合なこともあるんでな。」

 「ふん、今日はそれを教えてもらえるというわけか。」

 あるいは親父が働かずにこれだけ豪勢な暮らしをしているわけと何か関係があるのだろうか。

 「で、その能力ってのは?」

 「人の心を自由に操ることが出来る。たとえどんな人間であろうとも白を黒とおもわせ、好きなものを嫌いとおもいこませる。

ま、一種の超能力と言えばお前にはわかりやすいか。」

 俺は親父が冗談を言っているのだと思った。そんなバカなことが現実にあるわけがない。

 「ふん、信じないようだな。お前は私がどうしてあんな美しい人と結婚できたのか、こんな広い家に住んで女たちに、かしずかれて

いるのか不思議に思ったことはないか?」

 「それは…。」俺は親父の目をみた。

 「だろう?すべて私がこの能力をつかったからこそ出来たことだ。そして今日がお前にもその力を伝授する日なのだ。」

 「う、でも…。」

 「まだ信じられないか。そうだな。お前にもわかるようにしてやろうか。」

 親父は携帯電話をとりだすとどこかへかけた。

 「あ、もしもし、わたしだ。奥奈だ。すまんが“みいな”をわたしの家までよこしてくれないか。君がつれてきてくれてもいい。

場所はわかるな。うん、うん。今、今すぐだ。」

 そう言って親父は電話を切った。

 “みいな”っていったい誰だろう。俺が思いつく“みいな”といえばモデル出身の人気タレントでセクシーアイドルの

『坂野みいな』くらいのものだ。

 「ふん、ものの20分ぐらいで来おるだろう。お前も知ってるだろ?『坂野みいな』。最近ではコマーシャルにもよくでているようだし。」

 「げ、…。」俺は絶句した。冗談にもほどがある。今まで親父が芸能界にコネがあるなんて話は一度も聞いたことがない。

 「親父、う、うそだろう…。なんで。」

 「ふふふ…。まあ、待とうじゃないか。」親父は怪しい笑みをうかべたまま何もしゃべらなくなった。

 『坂野みいな』がここに来るのか?本当に本物の?

 俺はかつがれてんじゃないのか。俺の頭の中は疑問だらけだが親父はあいかわらず不適な笑みをうかべながら座っている。

 俺はなすすべもなく親父を、ひたすらにらみつけるしかなかったのだがついに耐え切れず口を開いた。

 「親父…。」

 俺がことばをつづけようとすると誰かがドアをノックした。

 「失礼します。坂野みいな様がお見えですが。」家にいる女のうちの一人が客をとりついだ。

 「うん、“みいな”にはこっちの部屋にくるように言え。マネージャーは客間に通して茶でも飲ませておけ。」

 「はい。」

 女はそういうとドアを閉めた。

 「思ったより早かったな。この近くで仕事でもしていたのか。」

 「親父…。“みいな”とどういう関係なんだよ…。」

 「なんにも。」

 「なんにもって、なんにもないのに電話一本でかけつけたりするかよ。どういうことだよ。」

 「だから、これが人を操る能力ってやつだ。ま、坂野みいなはいずれナニするつもりで所属プロダクションの社長の携帯番号を調べて

あったんだがな。いずれにせよ、今日が初対面というわけさ。」

 やがて坂野みいなが案内されて部屋に入ってきた。本物だ。テレビで見慣れた顔がそこにある。

 「失礼します…。はじめまして、坂野と申します。あのぉ、すいません、社長からこちらへ来るようにとのことだったんですけど、何をする

のか何もきいてなくて…。」

 「ああ、どうも。奥奈といいます。こっちは息子のキミト。まあ、とりあえずそこにすわってくつろいで。」

 “みいな”はミニスカートの白いスーツ姿だ。清楚なイメージだが長身で脚の長い綺麗なスタイルがなんともいえずエロチックだ。

 “みいな”は緊張した面持ちでソファーに腰掛ける。

 「まあ、リラックスして、自分の家にいるときと同じようにくつろいでもらってかまわないから。」

 そういいながら親父は“みいな”の方に向かってさっと手をかざした。俺には一瞬目が光ったように見えたのだが…。

 「は、はい、じゃあ…。」次の瞬間、俺は自分の目を疑った。

 “みいな”がソファーの上に両足をあげ腰をうかせてパンティーをスルスルと脱ぎ始めたのだ。

 あっというまにパンティーを脱ぎ捨てると“みいな”はそのままM字に大きく開脚して白いミニスカートの中から性器を俺たちに見せ付ける格好となる。

 顔の表情はさっきと何も変わっていない。

 やがて片方の手が胸へ、もう片方の手が股間へと伸びる。

 「うく、ふう、はあ、んん…。」なんと目の前でオナニーがはじまってしまった。

 俺の股間が膨れ上がる。天下のセクシーアイドルが目の前でこんな痴態をさらしている。

 いったいどういうことだ。俺は驚きの表情で親父の顔をみる。

 「いやなに、自宅にいるようにくつろいでもらっているだけのことだ。」親父はニヤリとわらう。

 「はうん、ふうう、あん、あの…、で、私、何をすれば…、ああん、くううん…。」

 “みいな”がオナニーしながらまだ自分が何しに来たかを気にしている。自分がオナニーしていることに気づいていないのだろうか。

 「ああ、今日はその、オーディションみたいなものだと思ってもらえばいい。コレに合格すれば君のランクもさらにアップするから

頑張ってくれたまえ。」

 「はあ、あうん、あ、イきそう…。あの、オーディションの内容は、あ、くうん、何をすれば…。」

 「そのまま思い切り気持ちよくイってくれるだけでいい。君の表情とイきかたが審査の対象となる。気合を入れて思う存分イってくれ。」

 「はい、あう、あうう、はうううう…。」

 “みいな”は大股をあけてクリ○リスをこすりあげながら、目を閉じてその小さくて綺麗な顔を左右に降り始める。

 「あん、だめぇ、みいな、もう…、もう…、イっちゃう、いっちゃうー!!」

 体をガクガクふるわせながら、“みいな”が壮絶にイった。すげえ、目に焼きついてしまった。あと半年はオカズにはこまらないだろう。

 ソファーに倒れこんだ“みいな”を親父はじっと見ている。

 「どうだ、これで信じる気になったか。」

 この坂野みいなは本物だ。俺をだますために何か細工があるとも思えない。そもそも、そんな大掛かりなことをして

俺をだましても何の得にもならない。

 「あ、ああ、信じがたいけど、信じるしかない。なんてことだ…。」

 ソファーの“みいな”は、はあはあと肩で息をしている。よほど気持ちよくイったのかまだ正気にはもどらないようだ。

 「で、この“みいな”はどうするんだ。」

 「ふん、もう少し面白いものを見せてやろう。」そういうと親父は、“みいな”を揺り起こす。

 「おい、大丈夫か。しっかりしろ。」

 「ハア、ハア、あ、あう。はい、あ、ああ…。すいません。スゴく気持ちよかったので…。審査は、審査の方はどうだったでしょう?」

 「合格だ。今日からお前はこの家に住んで私に奉仕するようにな。」

 「え?どういうこと、ですか?」

 「芸能界を引退して、これからずっとお前は私に仕えることになる。よかったな。」

 「なにを、言ってるの?…。そんなこと事務所も許してくれるわけないし、その…。」

 「社長の方や仕事関係はなんとでもなる。世間には1年ほどの充電期間とかなんとか言っておけばいい。

そのうちお前のことなんか忘れ去ってくれる。」

 「そんな。私の、私の気持ちは…。」

 「そうだな。それが一番大事だな。ちょっと私の目を見てごらん…。」

 親父はみいなを立ち上がらせるとその正面に立った。

 親父がじっと、“みいな”の目をみつめると蛇ににらまれた蛙のように、“みいな”の体がすくんで動けなくなったようだ。

 親父はそのまま目をそらさずに俺に話しかける。

 「この女の頭の中を、これから作り変える。これはちょっと熟練がいるんでな。おまえにはすぐには無理かもしれないが、まあ

見ておけ。いつか参考になる。」

 親父の目から妖しげな光が放たれる。レーザー光線のように“みいな”の瞳を直撃する。“みいな”の体がピクリとうごいた。

 その瞳から光を照射したままで親父は話し続ける。

 「この女の記憶、嗜好、感性まで脳の中を直接書き換えてやるわけだな。さっきのように操り続けることもできるが、脳を書き

換えれば後々、面倒もないし、何かの拍子に元の人格にもどってしまう心配もない。そう時間もかからんしな、まあ、まるっきり

別の人間に仕上げるわけじゃないから。」

 親父が目を細めると光線も細くなる。“みいな”の体は時折、かすかに震える程度でじっとしている。

 親父が何を言っているのか俺にはよく理解できない。俺にもこういうことができるようになるということか。

 「ま、こんなもんでいいだろう。」目から出た光が消えた。呆けたようにたちすくんでいる“みいな”に親父が話しかける。

 「よし、今日からこの家で暮らすことを許す。頑張って奉仕してくれ。」

 驚いたことに“みいな”の両目から涙が流れ始めた。

 「あ、ありがとうございます。こんな、すばらしい…こんな素敵なことって、信じられない。うれしい…。」

 “みいな”は完全に作り変えられていた。はからずも俺はこの家の女たちがどうして親父に仕える様になったか、その

過程を見ることが出来たわけだ。

 「さっそく奉仕させていただいてよろしいでしょうか。」頬をほんのりと染め、うっとりとした目で“みいな”が親父を見ている。

 「ああ、頼む。やりかたはお前にまかせる。」

 坂野みいなは白いスーツを脱ぎ始める。やがて多くの男性を魅了したそのハイパーエロチックなボディが全容をあらわす。

 モデル出身らしく姿勢よくスックと立ったその裸身。細身の体型だが恐ろしく長い脚とハリのある、形のよい大きなバストが

グラマラスな印象を与える。

 両胸に手を当ててくねくねとあるきながら親父に近づくとやおらズボンをずりおろす。

 「まず、わたしのおっぱいを味わってくださいませ。」親父のちん○をとりだすとその巨乳でじっとりと揉み上げはじめる。

 「おお、いいぞ、“みいな”。私に顔を見せてくれ。ああ、柔らかくて気持ちいい。いままでこれほどパイずりの気持ちいい女は

いなかったな。うれしいぞ。」

 「ああ、褒めていただいた…。“みいな”うれしい。」“みいな”がまた涙ぐむ。同時に感じ始めてもいるようで息が荒くなっている。

 「はあ、はあ、はあ、どうぞ乳首もおつまみください。そう、あ、あひいん!!」

 「おお、おお、いい…。ああ、かまわんからこのままワタシをイかせろ。うう、たまらん。」

   「ステキぃ、私、今ご主人様に奉仕してるんだわ。ああん、夢みたい。ふうん、なんて幸せなんだろう…。もんにゅ、もんにゅ…。」

 “みいな”はさらに激しく、容赦なく親父のちん○を胸の谷間で攻めアげる。やがて親父も耐え切れず“みいな”の胸で精をもらす。

 「あう、うっく、う、う、う、でた…。“みいな”舐めてくれ、ワタシの精を舐めてくれ。」

   「はい。」“みいな”はうれしそうに親父の精子を胸から指ですくってぺろぺろと舐める。

 「ああ…。おいしい…。」

 恍惚として精子を味わう“みいな”を唖然と見ている俺に向かって親父はニヤリと笑い、

 「うらやましいか。だが“みいな”はお前にはやらんぞ。ずっと私が狙ってたんだからな。どうしても女とヤりたいんなら今日からは

自分の力でなんとかしろ。」

 「なんとかしろったって今の俺には何をどうしていいんだかぜんぜんわかんねえんだよ。教えてくれよ親父。」

 「ま、今日はそのためにお前を呼んだわけだからな。こっちへこい。」

 夢中になって親父の精子をしゃぶっている“みいな”を横目に俺は親父に近づく。

 「なに、教えるというほどのもんじゃない。もともとお前が持っている能力だ。私がその力を封印しているロックを解除してやるだけ

ですぐに使えるようになる。」

 親父は両手で俺の頭をつかむようにすると何やら念をこめはじめる。

 「うーん…はあ!!」

 頭の中でパーンと何かがはじけた様な感触があった。そして瞬間で俺は悟った。

 「ああ、そういうことか。」

 感動はなかった。どうということはない。俺はそれが出来る。ただそれだけだった。

 「これからのお前の目標はお前の子供を生むことが出来る女を探し出すことにある。」

 親父の言葉によるとこの能力をうけつぐ子供は誰にでも生めるというわけではないらしい。

 100万人に一人、いや1000万人に一人にいるかいないかというその女を俺は自力で捜しださなくてはならないそうだ。

 「その女をどうやって見分けるんだよ。」

 「見ただけでは、わからん。セックスすれば自然にそれとわかる。直感的にな。」

 その女に子供を産ませることが今の俺に課せられた使命というわけだ。

 「1年かかるか100年かかるかそれはわからん。その間、能力を磨いておくことだ。力をつかって女を抱こうが金儲けしようがそれは

お前の勝手だ。だがあまり派手にやりすぎないようにしろ。人を操ることが出来るといっても一度に何万人もの人間を操ることは無理だ。

欲張りすぎるのは身の破滅につながるからな。」

 「結局、それらしき女をつかまえてはひたすらセックスをしまくるしかないということか…。まあ、仕方ないな。それにしても俺の家系は

何でこんな能力を持ってんだよ。」

 「さあな。実は、はっきりとはわからんのだ。ただ、ワタシの親から聞いた話だと、私たちの先祖はどうも地球の人間ではないらしい。

たしかな証拠があるわけではないんだが…。」

 俺はさほど驚かなかった。無意識のうちに周りにいた人間たちと自分は違うのだということを悟っていたのかもしれない。

 おもしろいじゃないか。ただ、ぶらぶらしているよりよっぽどいい。幻の女をさがしもとめて生きていくなんて俺の性に合っている。

 セックスもやりたい放題だしな。

 親父は用事が済んだら、さっさと俺を部屋からおいだして“みいな”とよろしくやっている。

 その日のうちに俺は家を出た。

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July 09, 2016

マリアージュ

 「ああ、いそがしい。」
 早織は今日も仕事が終わってから佐伯のマンションに来て、洗濯や食事の用意で息つくひまもない。
 「ああ、もう、なんでえ!!」
 あいかわらず何でこんなに一生懸命やっているのか本人にはまったくわからないのだが、やめるわけにはいかない。
 最近では早織は週の大半を佐伯の部屋で過ごしている。
 掃除をし、洗濯をし、食事の準備、片付け、そしてセックスと、まるで同棲状態。
 なんとかしなけりゃならないはずなのに、どんどんヤバい方へ向かっていることに早織はあせりを感じている。
 しかし近頃、心の片隅に時折「ま、いっか。」という気持ちが浮かんでくる。
 力ずくでなんとかそれを押し殺すのだが、よけいにあせりを感じてしまう。
 「私は自由になるの!!佐伯に一生奉仕するわけには行かないの!!!」
 いつも叫ぶのは心の中だけだ。
 職場でも早織が佐伯のマンションに通っているのは公然の秘密となっている。
 「もう、結婚も間近ね…。」などという噂話が聞きたくなくても耳に入ってくる。
 佐伯のことは完全に断ち切らねばならないのに、夜になれば自分から佐伯のちん○をしゃぶりに行ってしまう、そんな自分が情けない。
 催眠で完全に操られてしまっている以上、佐伯にその気がなければ逃れるすべはないのだが。

 そんな二人の関係にちょっとした変化があらわれたのはごく最近の話。
 佐伯のデートの誘い-他人から見れば早織からのお誘いだが-が近頃少なくなってきた。
 なんとなく自由時間が増えてきたことは早織にとっては喜ぶべきことなのだが。
 「ふう、今日は佐伯君のところに行かなくてもいいわ。よかった。」
 しかしなんとなくすっきりしない。なぜか不安で自分の部屋に帰ってもイライラしてなにもできない。
 なぜ、こうなるか思い当たるフシがないでもない。
 先日あった人事異動であの娘が早織と佐伯のいる部署に転属されてきてからのことだ。
 偶然ではないと早織は確信している。女の勘というやつか。
 「イマキ ユーカでーす。よろしくおねがいしまーす。」
 今木結花というらしい。
 最初の挨拶からしてちゃらちゃらしている。アイドルじゃあるまいし何をニコニコと媚を売るのか。
 たしかにまだ20そこそこと若いには違いないが、早織だってそんなに年が離れているわけでもない。
 微妙にスカートを短くしてあるところがにくたらしい。どうせ頭のなかはブランドモノと男のことしかないのだろう。
 かわいい小顔にパッチリした目。見事に盛り上がった胸。ぽてっとおいしそうな唇がいかにも男好きする、と早織にさえそう思わせる。
 案の定、職場の男たちは一様に熱い視線を彼女に送っている。
 佐伯も例外ではないことに、早織は少しムカつく。ムカつく理由はなにもないはずだが。
 自分以外の女性に興味を持ってもらったほうが早織にとっては助かるというものだ。
 そのときはそれで終わったのだが、佐伯の態度がかわったのがどうもその時あたりからのような気がして仕方がない。
 「ま、いいじゃん。佐伯君の興味がそっちへ行って私のこと忘れてくれたらこれほどありがたいことはないわよ。そうよ…。」
 そうはつぶやいてみるものの、どうも胸の中のもやもやは晴れない。

 そんなある日、めずらしく残業で遅くなってしまった早織は出来上がった書類を別の部署へとどけるために人気もなく暗い廊下を歩いているとどこからか小さな声が聞こえたような気がした。
 このフロアにはもう誰も残っていないはずなのだが…。早織は気になって音の出所をさがしてみる。
 すると防火扉のむこうの非常階段から聞き覚えのある男の声が聞こえてくるのだった。
 そっと扉をあけ中をのぞいた早織はハッと息を呑む。
 そこにいたのは佐伯と今木結花だったのだ。立ちすくんでいる結花の顔を佐伯がのぞきこんでいるように見える。
早織は気付かれないように息をひそめて隙間から二人の様子をのぞきこんでいる。

 しばらく、二人はそのままの姿勢で動かなかった。
 やがて佐伯がパチンと指をならし何かを今木結花の耳元でささやく。
 いったんカクンとうなだれた結花がふたたび顔を上げる。
その顔は女の早織でさえドキっとするようなトロンとした目つきに変わっていた。
結花はそのまま、うっとりと佐伯をみつめると自ら唇を重ねに行く。
 「むふん、むふー…。」
 普段のブリっ子からは想像もできない情熱的なキス。
 早織は佐伯と結花の情事を目の前にしている。
 頭がカーッとなる。どうしていいかわからない。胸のドキドキを自分で抑えることが出来ない。
 しかし、飛び出していくわけにもいかず、そのまま立ち去ることも出来ず早織はただ様子をうかがうしかなかった。
 
 「パチン」また、佐伯が指をならし結花に囁きかける。
 結花の目つきがさらに妖しくなってくる。体をくねらせシナを作って佐伯の首にすがりつくと「ねえ、ち・ん・○しゃぶらせてぇ。ユーカのお・ね・が・い。うふ。」
 結花の可愛い微笑みに佐伯の顔も緩む。
 「ああ、いいよ。」
 結花が早織の視界から一瞬消える。そして。
 「むふ、ぴちゃ、じゅる、ちゅるちゅる…。」と何かをすするような音がしはじめる。
「おお、ううふう…。」という佐伯のあえぎ声がそれに加わる。
 「ちゅぽん、佐伯さん、気持ちいいぃ?」
 「ああ、いいよ。最高だ。最高のフェラチオだ。お、おおお。」
 「ユーカうれしい…。はも、じゅる、じゅる、じゅる。ねえ、口の中にだしてもいいよ。じゅる。」
 佐伯は早織とおなじようにこの今木結花も催眠で自分のものにしようとしているのだ。
 
 佐伯の気持ちよさそうな吐息を聞いて、早織は自分のお腹の奥から何か熱いものがこみ上げてくるのを感じる。
 やりきれないような、どこにぶつけていいかわからない激情。
 これは…。嫉妬だ。自分で気付いて早織はハっとする。
 認めたくない。けど。今すぐにそこへいって結花をひきはがし代わりに自分が佐伯のちん○をすすりたい。そうしたくてたまらなくなっている。
 佐伯の喜ぶ顔が見たい。今、本気でそう思っている自分に唖然としてしまう。
 なにやら理不尽な敗北感に打ちひしがれて早織はその場を離れた。

 自分の部屋に帰った早織はなすすべもなく、ただ呆然としていた。
 自分が佐伯を本気で求めている。そのことに大きなショックを受けた。
 素直にそのことを認めたにしても、今佐伯は若い結花のもとへ走ろうとしているのだ。
 どっちにしても早織には耐え難いことのように思われた。
 「佐伯君なんてどうでもいい…ことなんてない…。でも、ああん、あの結花とはりあって奪えるだけの魅力がわたしに…。ああ、わかんない。もういや!!」
 あれほどイヤだった佐伯との数々の情事をいまさらながら思い出して身体がアツくなってきた。
 「やだ、わたし、なんでこんなときに感じてくるわけ?サエキクン…あああ…。」
 暗示をあたえられつづけてきた早織は佐伯の顔を思い浮かべ、佐伯の名前を口にすることで偶然、後催眠のスイッチが入ってしまったのだ。
 「クチュ、クチュ、だめえ、オナニーなんて、ああん、サエキクン、いい、いいよう、グス、グス、悲しいけど、すごく気持ちいいん…。あ、か、くうう、い、いっちゃうう…。ううう。」
 泣きながら何度もイってしまう早織。それは、悲しいことに佐伯への思いをよりいっそう強くさせてしまうのだった。

 佐伯は職場でも人目をはばからず結花といちゃいちゃするようになってきた。
 いや、それは早織の目にそう見えるだけで他人から見れば普通に会話しているだけのことかもしれないのだが。
 仕事をしていても落ち着かない。目の端にうつる佐伯のことが気になって気になってどうしようもない。
 もう、胸が張り裂けそうになってくる。我慢も限界に来た早織はついに決意する。
 「この思いを佐伯君にぶつけよう。だめならだめであきらめよう。そうしないと私、もうどうしようもなくなっちゃう…。」
 つきあっている相手に愛を告白するというのも変な話だ、催眠にかかっていたとはいえ興奮のあまり何度か「好きー!!」と叫んでしまったこともある。
 しかし、今度は違うのだ。本気で、心から相手を求めていることをどうしても伝えなければならない。

 「ねえ、佐伯君。今日、ちょっと時間あるかしら…。」
 「あ、早織ちゃん。え?今日?どうしようかなぁ…。今日は別口が…。」
と言いかけて、佐伯は早織の表情がいつもとは違うと察したのか
 「ま、いいか。じゃ6時にいつもの喫茶店で。それでいい?」と返事をした。
 「ええ、いいわ。」早織は無表情に答えた。

 「あのう。」
 「うん?」
 呼び出したものの早織はどう切り出していいか迷っていた。
 佐伯は、いつもの調子だ。とくに早織に対しなにか隠しているといった感じもない。
 「今木結花ちゃんのこと…だけど…。」
 「あ、あ。ユーカちゃん?彼女、かわいいね。」
 「抱い…たの?」早織はおそるおそる佐伯に尋ねる。どきどきして肩が震えてしまう。
 「うん、何回かセックスはしたけど。」
 佐伯はまったく悪びれる様子もなく答える。
 そんな佐伯をみて、早織はあふれ出る感情をおさえられなくなってしまった。
 「えええん、私、やっぱり佐伯君のこと、好きなのお。一緒にいたいのぉ。前みたいにいっぱいセックスしてほしいのぉ、えええーん。」
 佐伯は涙でくしゃくしゃになった早織の顔を見つめると
 「ボクもだよ。」とさらっと言う。
 「ぐすん。え?」早織にとっては意外ななりゆきだ。
 「なんていうかなあ、ボクには早織ちゃんが一番あってるんだよねえ。ユーカちゃんかわいいんだけど、もうひとつ相性が悪いというか、お子様すぎるしセックスも淡白であまり気持ちよくないし、やっぱり早織ちゃんが一番刺激的で気持ちいいんだよなあ。」
 楽しそうに淡々と佐伯は言って放つ。
 「え?ぐす。ほんと?ぐす、ぐす…。じゃ、前みたいに、いっぱいしてくれる?」
 「うん、ボク達、結婚しよ。いいだろ。」
 「え?えええええー!?」
 あまりの意外な成り行きに気が動転して早織はパニック状態に陥った。
 「言おう言おうと思ってたんだけど、最近早織ちゃん何か怖い顔して僕のこと、にらんでるし話しかけにくかったんだ。ね、いいだろ。いや?」
 「あ、あ、あ、あの、その、いやだなんて、その。えー?そんな結婚なんて、あ、あ、あううう…。」
 「じゃ、とりあえず君のご両親に明日にでも挨拶に行くから。式の日取りは早いほうがいいよね。新婚旅行はヨーロッパ?それともオーストラリア?ハワイでもいいけど。」
 「あ、あの…。」
 「ん?何か問題でも?」
 「え、いえ…。私…幸せ…なのかしら…。」目を白黒させているうちに佐伯との結婚は既成事実になってしまったようだ。
 「もちろん。幸せにして見せるよ。パチン。」
 早織はトランス状態に落ちる。
 「僕が抱きしめると、とてもしあわせなままイってしまう。気持ちよくイってしまう。パチン。」
 「え?わ、わたし。」
佐伯が隣の席に移動して早織を抱きしめる。ぐっと強く抱きしめる。
 「あ、あ、あ、あ、ああん、気持ちいいよう。だめえ、い、い、いっちゃううん…。」
 さらにぎゅっと抱きしめる。
 「あ、くうう、いくううう…。」涙が止まらない。幸せな気分のまま目の前が真っ白になっていく。

 新婚旅行もやはり終始、佐伯のペースで早織は翻弄されっぱなしだった。
 「パチン、ほら、君は処女にもどってしまう。けがれを知らない純真な乙女として初夜をむかえる。でも、身体の感度は今までにないほど最高になっている…。パチン。」
 早織の目が恍惚とひらかれる。
 「あ、ああん、あなた。はず…かし…いン…。」
 両手で顔を隠す早織のバスローブの前をそっと開いて佐伯は愛撫をしはじめる。
 「きゃ。あ、ああん、そんな、あ、気持ちいい…。」
 なにもかも「初めて」の気持ちよさに早織は酔いしれる。
 「じゃ、入れるよ。ぐい。と…。」
 「い、いたああいいい!!!」
 「がまんして、だんだんよくなるから…って、おう、締まりもよくなっちゃってる。ほんとに処女みたい。ぐ、ぐ、ぐ、どうだ!」
 「きゃあ、はああああ!」
  佐伯はこのシチュエーションが気に入ったのか、4日連続で「処女」の早織を犯した。

 帰ってきてからも人もうらやむような新婚生活が続く。
 早織は仕事はやめなかったが午前中だけのパートとして働くことになり、一足先に帰って旦那様をむかえる日々となった。
 本当に自分の城となってしまった佐伯のマンションのキッチンで食事の準備をする。
 「ふーん、ふふーん。ふふふ。しあわせ。」独り言でも最後にハートマークがついてしまうようなルンルン気分。
 どうしてもっと早くこうしなかったのか。あんなに佐伯をいやがっていた自分がバカみたいに思えてくる。
 3カ月前の自分にあって「だめだぞ、早織君。もっと素直にならなくちゃ。」って忠告してやりたいくらいだ。

 待ち遠しかった午後7時。いとしのダーリンが帰ってくる。
 ピンポーン。
 「ただいまー。」
 「あ、お帰りなさい。あなた。え?」
 佐伯の後ろに誰かがいる。
 「こんばんはー、おじゃましまーす。」
 あの今木結花だ。早織はとまどってしまう。
 「え、あの、どういう…。」
 「えへへ。」佐伯は照れたように笑うと指を2回鳴らした。
 「パチン、パチン。」
 早織も結花もカクっと頭を垂れる。
 「二人ともとーってもいい気分だ。安らかでとっても平和な心になっている。結花ちゃんは今日、勉強に来ました。僕をどうすれば喜ばせることが出来るか、僕のことをよーく知っている早織ちゃんにおそわりに来ました。
 早織ちゃんも大好きな旦那様をよろこばせるテクニックを彼女に伝授できるのがとてもうれしい。誇らしくさえ思う。じゃ、二人とも仲良くしようね。パチン。」
 二人が顔を上げる。
 「結花ちゃん。いらっしゃい。よく来てくれたわ。」
 「すいませーん。新婚家庭におじゃましちゃってぇ。でも、ユーカすっごくうらやましいの。素敵で幸せそうなお二人見てると結婚っていいなあって思っちゃう。」
 「なに言ってんの。結花ちゃんこそ、若くてきれいだからきっと幸せな結婚が出来るわよ。さ、あがって、あがって。」
 楽しそうに早織は結花を愛の巣に迎え入れる。

 「何もないけど、私が作った料理なの。食べてみて。」
 不意のことで客の分まで用意しているはずはないのだが、なぜかはじめから3人分用意してしまっていることに早織は気付いていない。
 「うわあ、おいしそう。早織さん料理もおじょうずなんですねえ。尊敬しちゃうぅ。弟子にしてもらおうっかな。」
 「あらあら、料理よりまず、セックスでしょ。結花ちゃんの場合は。」
 「あ、そうだった。あはははは。」
 「うふふふふふ。あとでびしびししごいてあげるから覚悟しておくのよ。」
 「はあーい。じゃ、いただきまーす。」
 佐伯は満足そうに微笑みながら二人を眺めている。

 「さて、じゃ、始めましょうか。」
 場所を寝室にうつし早織から結花への講義が始まる。
 早織は慣れた手つきで佐伯のズボンと下着をずりおろす。
 「あなた、ベッドに横になって。」佐伯が横になる。
 「結花ちゃん、ちょっと手でやってみて。」
 「はあい。」結花の手が佐伯の股間に伸びる。
 シコ、シコ、シコ…。
 「ああ、だめだめ。そんなんじゃ痛いだけでちっとも気持ちよくならないわ。見てて。」
 早織が結花に代わって佐伯のちん○を握る。
 「はじめはそっと包むようにこうやって…。そして、ここらへんがいちばん感じやすいからそこを中心に、こういうふうに、シコっシコっ…。」
 「お、おおおお…。いい。」
 「わあ、すごい。佐伯さんが声をだすほどよがってる。」
 「やってごらんなさい。」
 「はい。」
 「シュッシュッシュッ…。」
 「う、うううふうう。これも結構イイ…。」
 「うん、よくなってきたわ。じゃ、次。ちん○の舐め方、やってみせるわね。」
 早織はそのままパクッと佐伯のモノをくわえ込む。
 「はんむ、ほう、じゅ、ふむ、ちゅるん…。はあん、おいひい…。」
 横で結花が熱心にみている。そのせいかいつも以上に早織は燃えている。
 佐伯にフェラチオすることが何か誇らしげなことのようにさえ思えてくる。
 熱い目で佐伯の瞳を凝視しながら、早織は懸命にしゃぶり続ける。
 「おお、おお、うううう、さ、さおりちゃん、ぺ、ペースが早すぎるよう…、ああ、もう、う、うう…。」
 「あら、つい熱が入っちゃった。じゃ結花ちゃん、やってみて。」
 「はい、ぺろ、ぺろぺろ、ほむん、ほぐ、ほぐ、ほぐ…。」
 「おお、これもいい、あ、で、でそう…。」
 「結花ちゃん、舌をもっとはげしく、顔を左右にふりながら、そう、そう、そうよ。そこで一気に決める!!」
 「お、おう。ぴゅ、ぴゅ、ぴゅう。」
 「そこで一滴残さず、飲み干す。」
 「ふぁい、ごくん、ごくん。」
 「吸い尽くしたと思ったら唇の端に精液をつけたまま相手の目をみつめてにこっと微笑む。」
 「にこ。」
 「よし。まあまあの出来ね。ダーリン、どうだった?」
 「き、きもちよかったああ…。」佐伯は満足げに声をあげる。
 レッスンはさらに続く。

 早織はみずから編み出した佐伯を満足させるためのテクニックをおしげもなく結花に教え続ける。
 佐伯の暗示により全てを彼女に伝えることに夢中になっている。
 そうすることが佐伯への愛情表現でもあり、佐伯の妻としての誇りでもあると思い込まされている。
 早織はさらに愛撫されたときの感じ方、挿入されたときのあえぎ方まで手取り足取り伝授していくのだった。
 「ようし、じゃ、次は最後の奥義。騎乗位に挑戦よ。ダーリンはこれがいちばん好きなの。ちょっとやってみなさい。ダーリン、最後だからもうひとがんばりよ。」
 「ふあーい。」二人の手にかかってさんざんシボり取られた佐伯はかなりグロッキー状態になっている。
 それでも結花がそっと手でなでると佐伯のイチモツは勃起しはじめる。
 結花は佐伯のうえにまたがると、みずから佐伯のモノを自分の股間に挿入する。
 「ムニムニムニ、あ、ふううん。」
 「ほら、自分だけで楽しんでないで、腰をグラインドさせるのよ、ああん、そうじゃない。ちょっとかわって。」
 結花がスポンと佐伯のイチモツを抜くと、それにかわって早織が挿入する。
 「ほら、こうやって…グリ、グリ、グリ、あはん。わかった?じゃ、やってみて。スポ。」
 「は、はい。ムニムニ。グリン、グリン…。あ、あう…。」
 「だからあ、そうじゃないってば、抜いて。ぬるん。グリ、グリ、グリ…。こうよ。スポ。」
 「は、はい。ムニ。グリ、グリ、グリン…。」
 佐伯は二人が頻繁に抜き差しするので最高に気持ちよくなってしまっている。
 「ああっ、最高に気持ちいい!!二人ともすごいよう。あ、あ、イク、でる…。」
 結花は腰を振るのに夢中だ。佐伯は耐え切れず射精してしまう。
 「あ、で、でる。う。ぴゅ。ぴゅ。ぴゅ。」
 最高の快感に精子がとびでるたびにビクっと震えてしまう。
 「あ、あああううう…。」結花も精を受けた快感と達成感でうっとりとしている。
 「やったわね。うちの旦那様をこれだけ気持ちよくいかせることが出来たので合格!!」
 「やったあ!!」結花は佐伯の上にのったままガッツポーズをとる。最高にうれしそうだ。
 佐伯はまだ結花とつながったまま余韻をあじわっている。
 そして横になった姿勢のまま早織に感謝の言葉を述べる。
 「早織ちゃんありがとう。あの結花ちゃんをここまで仕込むなんてさすがだ。僕の最愛の奥さんだけのことはあるよ。ううう…キモチイイ。」
 佐伯にほめられて早織もとてもうれしい。
 「あらあ、これぐらいのこと、なんでもないわ。愛しいダーリンのためだもん。」
 「これからもよろしくね。」
 「うん、いつでも教えて欲しい人連れてきて。心を込めて教えてあげる。」
 「ありがとう、よろしく頼むよ……。」
 
早織の「弟子」はまだまだ増えていきそうである。
<終>

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ハウスキーパー

 「あー、やっと終ったあー。」
 ようやく今日の仕事が終わった。明日からは3連休。
 OL早織はいつになく気合が入っている。
 「チャンスよ。そうよ、こんどこそ…今度こそ…。」
 佐伯は一昨日から札幌へ2週間の出張だ。早織はいま自由の身なのだ。
 佐伯の催眠術で心も体も、もてあそばれてしまっている早織。
 自分の意志に反して佐伯に奉仕してしまうことに強い憤りと疑問を感じてはいるのだが、まだ催眠術で操られているということには気づいていない。
 いや、気づかないように仕向けられているというべきか。
 
「明日は…。明日は、とにかく街にでるの。いっぱいおしゃれして、買い物して、おいしいもの食べて、髪形変えて…。もしかしたら素敵な出会いだってあるかもしれない。そうすれば、新しい私に、自由な私になれるわ。きっと。」
 筋が通っているような、いないような短絡的な考えで早織の頭は満たされている。
 彼女の思考そのものが佐伯のコントロール下からは逃れられていないのだ。
 出張前にも、もちろん佐伯はたっぷりと彼女に暗示をあたえている。
 それがどういうものかは今のところ佐伯にしかわからない。
 楽しいはずの休日。これから早織になにがおきるのだろうか。

 翌日、早織は朝早く目覚める。
 「あーあーっと。ああ、いい天気だわあ。幸先がいいってのはこのことね。今日はいっぱい遊んじゃうぞー。」
 休みが取れたのが直前だったので、いっしょにウインドウショッピング出来る友達を誘うことは出来なかった。
 「ま、いいや、一人でもさ。私が気合いれれば、そこらじゅうの男からナンパされまくることまちがいなしなんだから。」
 顔を洗い朝食をすませ、さっそく勝負服を選ぶ。
 「このワンピースとぉ、ベルトとぉ。ブラジャーとパンティは当然これよね。バッグは今日買っちゃおうかな…。」
 1時間に及ぶ熟考のすえ、やっと着ていくものが決まる。
 さっそうと玄関をとびだす早織。
 「フフフフフーン、と。」おもわず鼻歌も飛び出すほど上機嫌だ。
 「フ、フフン…。て、あれ?」
 自分の着ているものに目をおとし、首をかしげる。
 考えに考えて自分ではベストセレクションをしたはずなのだが…実際に着ているのはかなりくたびれたベージュ色の木綿のシャツとよれよれのジーンズだ。
 「これ…でよかったのかなあ。ううん、そうよ、これでいいのよ。自分でこれって決めたんだから。」
 やや、疑問も残らないではないものの、これで間違いないという心の声には勝てなかった。
 「なんたって、動きやすいし、汚れてもいいし…。ってなんで動いたり汚れたりしなきゃなんないの?」
 しかし3秒後にはそんな疑問も忘れてしまい、また上機嫌な早織に戻る。

 電車に乗ってからも今日の予定で頭がいっぱいだ。
 「えーっと、まず新しく出来たファッションビルにいってみなくちゃね。それから、あの交差点あたりで待ち合わせしてる振りでもしてれば誰かが声かけてくれるかも…。」
 傍から見るとその瞳の輝きは、すでに通常のそれとは違い、うっすらとあやしい影がまとわりついているのだが、楽しいことばかりを考える早織自身にはそれに気付く術もない。

 駅に着き、早織は電車を降りる。
「あれ?あれえ?ここ、どこ?」
 ついたと思って降りたはずなのに降りる予定だった駅とは違う。
 「あ、間違えちゃったか。しかたない。次の電車に乗らなきゃ。」
 それにしても何かがおかしい。駅名をみる。都心に向かう電車に乗ったはずだがここは逆方向の郊外の駅だ。
 「おっかしいなあ…。」といいながらもスタスタと改札口にあるいていく自分に気付いてあせる早織。
 「あ、あ、ああ?」心の中は?でいっぱいになるが、外見上は涼しい顔で切符をとりだすとスっと改札を抜ける。
 どうやら、切符もちゃんと買っていたようだ。
 「どうなってんのぉ?」さっぱりわからないまま、足取りに迷いもなく歩き続ける。
 わけのわからない状況にもかかわらず、何故か高揚感のようなものが心の中に湧き上がってきて早足になってしまう。
 「でも、この景色、見覚えある…。」
 たしかに1度か2度来たことがある。前に来たときは夜だったような気がする。
 「そうだ…。佐伯君のマンションがこの近くにあったんじゃ…。」
 以前に何度か会社の帰りに佐伯は早織を自分の部屋に連れ込んでいる。
 そのとき早織は暗示をかけられ、かなりメロメロにされてから連れてこられたので記憶もおぼろげなはずだが少しは覚えていたようだ。
 「たしか、あの角をまがると…。」記憶はおぼろげながら早織の足はしっかりとその方向にむかってツカツカと歩みを進めている。
 「あ、やっぱり。」目の前に佐伯のマンションが見えた。
 佐伯は暗示をかけて早織を自分の部屋へ呼び寄せたようだ。自分は出張しているのに部屋に早織を呼んで何をさせようというのだろうか。

 佐伯の部屋の前に来た早織は何の迷いもなくポケットからキーをとりだすと扉を開ける。
 「わたし…なんで…こんなキー持ってんだろ。」部屋に入ってから呆然とキーを見つめる早織。
 まあ、いつまでも鍵をみていても仕方がない。気を取り直した早織は部屋をみわたす。
 「それにしても…。ひどいわ…。」
 男の一人暮らしだ。半分ゴミ屋敷化している室内をみて早織はあきれ返る。
 「やっぱり、男の人ってダメねぇ。」早織の心に火がついた。
 普段からきれい好きの早織はこの部屋の状況に我慢ならなくなったのだ。
 怒涛の勢いで部屋を片付け始める早織。
 「缶ビールの缶は水ですすいでこの袋に入れる…と、本は読んだら置きっぱなしじゃなくて本棚に入れろっちゅーの。男の癖に小物が多いわねえ。棚がもうひとつほしいわ。買ってこようかしら…。」
 もてる限りの収納ノウハウをつぎこんで息もつかず片付け続ける早織。まるで何かに取り付かれたように。
 部屋を一気に片付けると今度は掃除だ。掃除機と雑巾で部屋の隅々までホコリ一つ残さない。
 「はあー、きれいになった。すっきりしたわあ。」手ぬぐいで額の汗をぬぐう。なんともいえない達成感、充実感。
 「次は台所ね。」
 山盛りの汚れた食器やなべを一気に洗うとテキパキと戸棚にかたづけてしまう。
 生ゴミをひとまとめにする。流しをぴかぴかにして新しい三角コーナー用ゴミ袋をセットする。
 冷蔵庫の中もいらないものはすべて処分。冷凍品でも惜しげもなくどんどん捨てる。
 「これで電気代も無駄にならなくてすむでしょ。」
早織の手際のよさとセンスは『かしこい主婦』顔負けだ。
 早織はきれいに片付いた台所を見て改めて気分が高揚してくる。
他人の家の台所なのだが、まるで自分の城が完成したかのような感覚に瞳が輝いている。
なぜだか、たのしくてたのしくて仕方がない。
「それにしても、もうこんな時間か。ちょっと買い物に行ってこようかな。」

近所のスーパーで収納用品やら、台所用の小物やら、食料品を買い込んで戻ってくるとふたたび、さっきは整理し切れなかったものを片付け始める。
「これはこのコンテナに入れて、ラベルを書いて、日付をかいて…、と。それにしても片付けきれないわあ。洗濯物もいっぱいあるし。もう日が暮れちゃったし。明日中にはめどをつけたいなあ…。さて、晩御飯の用意でもするか。」
早織は無意識のうちにこの家に泊まりこむものと決めてしまって疑問にも思わない。
完全にはまり込んでしまった早織。何のために誰のためにこんなことをしているんだろうなどということは思いつきもしない。
軽く夕食をつくってすませると、一息入れる。
「それにしても一人暮らしの癖にけっこう広いところに住んでるんだなあ。ウラヤマシイ。」
いまさらながら家の広さに気付いて早織はあきれる。
 「アイツにこの広さはムダだよなあ。あれ、こっちにも部屋があったのか。」扉を開ける。
ベッドがおいてある。寝室のようだ。
 「ここはそれほど散らかってはいないようね…。あら?」
ベッドのサイドテーブルに早織の写真がかざってある。
いつの間に手に入れたのか、さわやかに微笑みかける早織の写真。
「なに、これ…。」
一応、表面上は恋人同士である二人。写真が飾ってあっても何の不思議もないのだが早織は何か変な気分。
「なんで、私の…写真なんか…。」佐伯に写真なんかかざってもらってもうれしくもなんともないはずなのだが、なんだか照れくさいような複雑な思いに駆られる。
「…バカ。」
 すこし顔を赤くして寝室をでる。

 「あーあ、それにしても一日中働いて疲れちゃった。もうシャワーあびて寝ちゃおうかな。」
 汗をかいて少し気持ち悪くなった衣類を脱ぎ捨てるとバスルームへと入る。
 熱いお湯で体を洗い流すととっても気持ちがいい。
 こんな心地よく疲れたのは久しぶりだ。シャワーに体をうたせているとぽーっとしてきてしまう。
 ほわっとしてとってもリラックスした素敵な気分になってバスルームを出る。
 バスタオルで体を拭く。なぜかそこにおいてあるパンティとピンクのパジャマを当然のごとく身に着ける。
 「わたし…。知らない間にパジャマなんか着ちゃった。なんで佐伯君こんなもの持ってんだろ。それにしてもピンクのパジャマって、子供じゃあるまいし…。」
しかし洗面所の鏡に映る自分を見て、「あ、うん…。ま、かわいくないことも…ない、か…。」
 ちょっと気に入ってしまったようだ。
 
 寝室で佐伯のベッドに横になる。大きいベッドなのでゆったりと気分がいい。
 「いつもあいつがここで寝てるのかあ…。ま、どうでもいいけど。」
 一日の重労働でつかれてしまった。今は何も考えずボーっとしていたい。
 「あーああー。」大きくのびをして目を閉じてみる。ほかほかとあったかくてとてもいい気分だ。
 体中にじんわりとなんともいえない気持ちよさがひろがっていく。
 かんがえるともなく手がうごいてしまっていた。
「くちゅ…クチュ…。」
 何の音だろう。なんか変な…変な気分。あ、あ、あれ?
 目を開ける。右手がパジャマの中にはいりこみ股間をいじり回している。
 「やだあ、わたし…。こんなところで、オナニーなんて…。あはぅ…。」
 男のベッドの上で一人で淫らなことを始めてしまう自分にとても恥ずかしさを感じる、感じるけれど。
「はああ、気持ち…いいの…。でも、だめぇ…。」
 やめようとしても止めることが出来ない。左手は胸をもみしだきはじめた。
「か、っくううう…。おっぱいが、ちくびが、すごいのぉぉ…。」
 すごく気持ちいい。すごく気持ちいい…。
 「はぁ、はあ、はぁ、はあ、も、もっと、もっと…。」
 もっと、もっと激しく、思いっきりクチュクチュしたい。パジャマもパンティもうざったくなって脱いでしまう。
 ベッドの上で全裸で横になり大きくM字に開脚して激しく股間をいじる。
 快感で体は激しくくねる。
 佐伯の家のベッドの上でこんなことしちゃダメ、ダメ…という意識も頭の片隅にあるが、圧倒的な快感の前にブレーキはきかない。
 いや、むしろそのやっちゃいけないという意識が余計に快感を増してしまっている。
 「は、ああう、も、もう、いくぅぅぅ…。」 
 今までオナニーで感じたことのないエクスタシーで体が大きく震える。
 「は、あああ、ま、またあぁぁぁ…。」
 小さな高まりが何度も訪れる。そのたびに股間から勢いよく潮がふきだす。
 「フシュッ!ああ、うううん。あ、あう、ま、まだぁ。」
 その高まりが終わっても、気持ちよさが収まることはない。
 さらにその上の次元の快感へとどんどんランクアップしていく。
 「はあ、あ、なんで、こんなに気持ちいいのぉぉぉ。あ、あうう、プシュシュウ!!」
 毎日のように佐伯に抱かれていた快感が体に染み付いてしまっていたのか、2日も佐伯とセックスしていないからこんなに体が燃え上がってしまっているのだろうか。
 気持ちよさに、考えることもできなくなる。ただただ自分の指のもたらす至福の感覚にのめりこんでいく。
 もう、何度イってしまっただろうか、意識も朦朧としてきたが自分の手はとまらない。
 「プシュ、あう、また、いくイクイクイクイクイクイクゥゥゥゥ…。」 
やがて、ふと早織の動きが止まる。
感じまくってもう何も考えられないはずの早織の右手がなぜか股間を離れ動き出す。
手は頭のほうへ、頭のほうへ、そして枕もとの携帯を引き寄せた。
 指が勝手にピッピとボタンを押す。
呼び出し音が聞こえてくる。間をおかず相手が出る。
 『はい、もしもし、佐伯です…。』
 「あくううう…。」
 佐伯の声を聞いたとたんに稲妻のようにまた快感が早織をおそう。
 
 「あ、あうう、わ、わたしぃいい…。」
 『早織ちゃん?ああ、早織ちゃんに2日あえないだけでさみしくてさあ。電話くれてうれしいよ。』
 そして早織の頭の片隅にぽっと思い出したように浮かぶ大事なこと。
言わなければならないことがある、早く言わなくちゃ。
 「ふ、くふう、わたしね、いまね、佐伯君のベッドの上でね、オナニーしてるのぉ、きもちいいのおお…、あ、あああう。」
 『あ、そう。うれしいな。あ、あのさ、僕も早織ちゃんの声聞きながらオナニーしてもいいかな。』
 佐伯の魅惑的な提案に心が震えるほど喜びを感じる早織。
 「あふうん、して、してえ、早織の声ききながらシコシコしてえええ!!」
 『そうかい…。ほら、いまズボンをぬいでぼくのちん○がでてきたよ。』
 「あふん、くうん、いい、気持ちいいい。くちゅくちゅ」佐伯の声が脳にビンビンとひびいてそれが快感となって全身に広がる。
 『じゃ、しごくよ。シコシコシコシコ。』
 「すてき、すてき、すてきいいいい、感じるかんじるかんじる、早織もね、おまん○ずーっとくちゅくちゅしてるの…。はああ、い、いきそぅ…。」
 佐伯がしごいているところを想像するとたまらなくなってしまう、それだけでいきそうになる。
 『早織ちゃんの声もすごくそそるよう。シコシコ。あ、いい、で、でそうになっちゃう。』
 「まだ、だしちゃだめ、だしちゃだめええ。くちゅくちゅ、あはーん。」
 『う、じゃ、じゃあねえ、早織ちゃんの乳首なめなめしてあげるよ、ほら、ぺろ、ぺろぴちゅ…。』
 「は、ああ、くぅううううう、いいのお、ちくび、ちくび、佐伯君がなめてるう、きもちいいい!!」
 『ぺろ、ぺろ、ぺろ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ…。』
 「ああああ、ああああ…。」
 『早織ちゃんもぼくのちん○シコシコして。』
 「う、うん、いくよ、いま、佐伯君の握ったよ。ほら、動かしてるよ、シコシコシコ…。」
 『ううう、いいよ、早織ちゃああん…。』
 テレフォンセックスでどんどん盛り上がる二人。
 そしてついにその絶頂へ。
 『う、う、早織ちゃん、でる、だすよ、う、うう、あああ、早織ちゃーん、好きだああ、あいしてるうう!!どぴゅ、どぴゅ、ぴゅぴゅぴゅ…。』
 「あはあ、ああ、いい、すてきいい、佐伯くーん、いく、いくうう、あああああああ!!!!!。」
 テレフォンセックスとは思えないほどの絶頂感で二人同時に果てる。
 佐伯の愛の告白に早織は頭の芯がしびれるほどの幸福感で満たされてしまっている。
 「はあ、うれしい、きもちいい…。」焚き火の残り火のように体のあちこちでまだ快感がくすぶりつづけている。
 時折、びくびくと体が震える。
 『早織ちゃん、よかったよ。僕、いっぱい出たよ。気持ちよかったあ。』
 「うん、わたしも…。よかった。うふふ。ありがとう。」とっても素敵な笑顔で早織が答える。
 『これで、つまらない出張も楽しくなるなあ、じゃ、明日もよろしくね。おやすみ。』
 「おやすみ…。」
 電話を切ると一気に疲れが来て早織はぐっすりと眠り込んだ。

 翌朝、なんだか幸せな気分で目をさました早織。
 昨日、なんだかとっても素敵なことがあったような気がするのだが、ぼーっとして思い出せない。
 きっと何かいい夢でも見たんだろうと思いながらベッドから身を起こす。
 「あれ、なんで裸でねてたんだろ…。ま、いっか。さーて、今日もがんばらなくちゃ。」
 ベッド脇においてある白いTシャツとショートパンツを身に着ける。
パンティ、ブラジャーは、なんだかめんどくさいのでつけない。
 今日は片付け物の残りとベランダの整理、窓ふきなどやることが山ほどある。
 新妻のようにいそいそと働く早織。昨日以上に働くことがたのしくてたまらない。
 結局3連休を掃除と洗濯とそしてテレフォンセックスで明け暮れてしまった。
 それでも早織としては自己嫌悪に陥ることもなく、毎日が楽しく不思議な幸福感でみたされて充実感のある3日間ではあった。
 知らない間に佐伯との愛を深めてしまった早織。
 ますます早織にのめりこむ佐伯。
 はたして佐伯が出張から帰ってからこのカップルの愛の行方はどうなるのだろうか。
<終>

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ワンコイン

OL皆瀬早織は同僚の佐伯洋治と今日もデートだ。
早織は佐伯のことが好きではない。なぜ、こんな男とつきあっているのか全くわからない。
しかし、どうしても別れを切り出すことが出来ないし、なぜか結局彼のいいなりになってしまう。
これは佐伯が早織に催眠術をかけてどうしても別れられないようにしむけているからなのだが早織はまったく気づいていない。
佐伯は早織に暗示をかけて、恋愛感情はもたないが、決してさからえないようにあやつって楽しんでいるのだ。

「早織ちゃん、こっちみてごらん。」
「ん?」
「パチン。」
指をひとつ鳴らすだけで、いとも簡単に催眠に落ちてカクっと首をうなだれる。
早織もずいぶんと慣らされてしまったものだ。
佐伯は今日もまた早織を使った、おもしろい遊びを思いついた。
「早織ちゃんよく聞いてね。君は目が覚めると僕と指相撲がしたくなる。どうしてもしたくなって僕におねだりする。そして、指相撲をしているときに僕が「まわしがおちた。」というと君の手はとても敏感になってまるでおま○こやクリ○リスを触られているように感じてしまうよ。
どんどん感じてきてしまってどうしようもなくなるけど、恥ずかしいので僕にはバレないように平静を装おうとする。でも、そうすればするほど余計に感じてしまう。
そして、僕が君の親指を押さえ込んで5つかぞえると、とても気持ちよくイってしまう。大きな声をあげてイってしまう。
じゃあ、目を覚まそう。1,2,3!!」
早織がパチッと目を開ける。
「あーあ、なんか退屈だなあ。あ、そうだ佐伯クン指相撲しよ。ね。」
早織は無邪気に佐伯に指相撲をさそう。
「指相撲?いいよ。絶対負けないからね。」
「ふふん、私の実力を知らないからそういうことがいえるのよ。さあ、かかってらっしゃい。」
向かい合って右手と右手を握り合う。
「いいわね、じゃ、せーの、はい!」
指相撲が始まる。豪語するだけあって、早織はやすやすとは佐伯にはおさえこまれない。
二人とも親指を巧みにうごかして相手のスキをねらう。
「く、うっと、ふん、なかなかやるわね…。」
「もちろん、女だからといって手加減はしない。」
「いったな、それ、これでどうだ!」
「まわしがおちた。」
「へ?あ、あう…。」握り合った手の内側に突然、熱い快感が走る。
「う、う、は、はあ…。」
「どうしたの、早織ちゃん赤い顔して。降参かな。」
「は、はふ、いや、まだまだ、きゃふ、くうぅ…。」
佐伯が親指以外の指でぐりぐりと早織の手のひらや指を刺激する。
一つ一つの動作がたまらない気持ちよさとなって早織をおそう。
早織は必死に耐えて佐伯に悟られまいとしている。
「あ、はう、あ、そこは…。」
早織はすでに指相撲どころではなく、身体にも力が入らないのだが佐伯はわざと勝負を決めようとはせず早織の手のひらをグリグリしつづける。
「どうだ、ほら、ぐりぐりぐり…。」
「は、はあううん、うくううん…。」色っぽい声でよがりながら体をくねらせる早織。
けなげにもまだ自分が感じていることを悟られまいと必死なのだ。
感じすぎて完全に戦意が消失したところで佐伯はゆうゆうと早織の親指をおさえつける。
「ほら、1,2,3,4,5!!」
「ヒッ、ヒイイイイイクゥウウウウウウ、ク、ク、クウゥウン!!」
体をつきぬける強烈なオーガズムに唇をきつく噛んで耐えようとするがどうしても声が漏れてしまう。
「はあああああうう…。」体がぶるぶる震えている。ときどきヒクッヒクッっと痙攣をおこす。
早織はここまできても佐伯には自分がイったことを隠し通そうとして下を向いている。
「か、かわいい…。たまんないなあ。」
快感を耐え忍ぶ早織の姿に佐伯は異常な興奮を覚える。
そして震える早織に佐伯の言いなりになる暗示をあたえる
「パチン。ほーら、気が遠くなるよ。今、君は僕とセックスしたくてたまらない。服を脱いで僕にセックスをおねだりしようね。じゃ、目が覚める。パチン。」
「あ、ああん、佐伯クン……。」熱に浮かされたような潤んだ目で佐伯をみつめる早織。
佐伯は今日もさんざん早織の体をむさぼるのだった。

早織の自己嫌悪の日々は続く。
「ああん、なんで、あんな男に、毎日のようにセックス奉仕しなきゃならないのぉ…。」
両手で自分をぎゅっと抱きしめる。くやしくって仕方がない。涙がこぼれる。
「そりゃ、彼といるとなんだかわからなくなって、私のほうからさそったりしちゃうけど、イヤなの、本当は佐伯君とセックスなんかしたくないのよ。なのに…。」
電話がくれば、ホイホイ出て行く。自分から電話してしまうことすらある。
たしかに彼とのセックスはものすごく気持ちイイ。彼と別れて家に帰って、なんでセックスしちゃったんだろうと後悔するときもその気持ちよさの記憶は残っている。
「でも、いや。このままじゃ本当に好きなひとにめぐりあっても付き合うことも告白することさえできなくなっちゃう。今度こそ、絶対別れてやる。おまえのことなんか嫌いだーって面と向かって言ってやる。負けるもんか。」
あの気持ちいいセックスはちょっと捨てがたいかなとちらっと心の隅に浮かんだりするが、無理やり打ち消す。
「明日こそ別れを言う!!決めたんだから!!」
必死の決意を胸に抱いて早織は眠りについた。
佐伯の周到な罠からそう簡単にぬけだせるはずはないのだが、早織の決意は揺らがない。

翌日、デートの待ち合わせに佐伯は少し遅れてきた。
「あ、ごめんごめん、ちょっと野暮用が出来ちゃって、待った?わりい。じゃ、いこうか。」
「ちょっとまって。」
「ん?」
早織の決意を秘めた、ただ事ではない表情。今日はちょっといつもとは違うなということが佐伯にもわかる。
いつもならここで指をパチンとならすところだが、今日はそのまましゃべらせるようだ。
たんなる気まぐれか、それとも何か考えがあってのことか、いずれにせよ変態の考えることだ。何かたくらみがあるのだろう。
「あの、あのね。今日は言っておきたいことがあるの。」
早織が恐る恐る話し始める。思い通りに言うことが本当に出来るのか。
「うん?」
早織は息を吸うと一気にまくしたてる。
「あの…。私、あなたの事すきでもなんでもないの!付き合うのは今日限り。今後一切関わりあいにはなりませんからね!!!」
言えた。ずーっと心に思っていたことがやっと口にできた。巨大な胸のつかえがいっぺんに降りてしまったような気分。
感動のあまり絶縁宣言をした早織のほうがボーっとしている。
「えーっ?そんなのないよ、僕、早織ちゃんのこと大好きなのに…。どうしても駄目なの?」
「ついに言えたわぁ……、え?あ、ああ、そうよ。もうおしまいなの。」
ここで佐伯はパチンと指を鳴らす。
カクンと頭をたれる早織。
「君はこれから僕が見せるものがとっても欲しくなる。それを手に入れるためならなんだってしたくなるほどものすごく欲しくなる。いいね。じゃ。パチン。」
「…ん、ん、じゃ、じゃあ、さよならね。佐伯君。」
「ちょっとまってよ。もっと付き合ってくれたら早織ちゃんにいいものあげるからさぁ。」
「バカにしないでよ!私が金や物なんかでつられると思って…。」
佐伯が早織の目の前に10円玉をグッと差し出す。
「え?あ?ああ、これって…。」
赤銅色に鈍くひかる古ぼけたコイン。なんて魅力的な光。
欲しい…。欲しくてたまらない。
いま早織の目には薄汚い10円玉が100カラットのダイヤモンドより魅惑的に見えるのだ。
「僕にサービスしてくれたら、これあげるよ。」
佐伯がニタリとわらう。
早織は一瞬考える。佐伯が差し出した、このゴージャスなコインを手に入れなければ一生後悔するだろう。
どうせ、今までさんざんセックスしてきた相手である。いまさら何かを守らなくてはならないものでもない。
物欲に取り付かれた早織は即座に決意する。
「ああん、ちょうだい、ちょうだい!!その10円欲しいのぉ。もう何でもするウ!!!。」
そしていつものように二人でホテルに入る。

「僕を気持ちよくイかせて、君もちゃんとイってくれなきゃ、これ、あげないよ。」
「わかったわよう。もう、はやくしましょ。」
早織はかつてないほど積極的だ。さっさと服を脱ぐと必死で媚をうる。
「ねえーん、どう、こういうのってきらい?」つぎつぎとセクシーポーズをとって佐伯を誘惑する。
「うわあ、そんなところまで見せちゃって、いいの?早織ちゃん。」
「どおお?興奮するう?こんなポーズはどうかな?」大股をひらいて自分で胸を揉みながら体をくねくねさせる早織。
今まで暗示にかかってもここまでのことはしたことがない。
「じゃああ、ちん○しゃぶってあげるからね。うふふふ。」
その迫力にやや、たじたじとしている佐伯のズボンをむりやり脱がせパンツを引きずり下ろすのももどかしく早織がちん○にむしゃぶりつく。
「はももも、じゅる、ほご、じゅじゅ…。」
気合が入っている。佐伯もこんな早織を見るのは初めてだ。
「おお、あおううう、すげえ、気持ちいいー。あう、あう、だめ、あおおお、イっちゃうよう。」
早織はとてもたのしそうに懸命に頭を動かしている。
あの10円を手に入れることが出来るうれしさのあまり脳がとろけきっているのだ。
「ちゅるる、はも、10円、ちょうだいね。ぺろろ、絶対、じゅぼ、ちょうだいね。きっとね。はむはむ、ちゅるん。」
「あ、あああ、う、あ、あげるから、絶対あげるから、あ、あああ…。」
「ふうん、うれひいい…。しゅぽしゅぽしゅぽしゅぽしゅぽ…。」
佐伯の答えに興奮して唇でしごく勢いが今までの倍に変わる。
さすがに佐伯も耐え切れなくなる。「あ、あ、あううう、で、でるうううう。しゅぴぴぴぴぴ。」
ものすごい勢いで飛び出す精子を早織はごくごくと飲み干す。
早織はちん○から口を離すと「さあ、次、いくわよ。」
「へえええ?いまのが気持ちよすぎて、もう出し切っちゃったよう。」
「だーめ。あの10円に見合うだけ気持ちよくなってもらわないと私の気がすまないの。うふふ…。」
今度はおっぱいで佐伯のちん○をはさむと、とてつもなくイロっぽいあえぎ声をあげながら揉みあげ始める。
「あっふーん、うふーん。もんにゅ。うふ、どおお?佐伯くふーん。ぺろ。もんにゅ。」
攻めまくる早織に対し、佐伯は防戦一方だ。
「ううう、くうう、これまた、きっもちいいいー!!あ、だめだ、早織ちゃん、そんな目でみられるとまたイっちゃう。はああああ。」

ころあいを見計らうと早織はちん○を胸から開放しそのまま佐伯を押し倒す。
佐伯の顔を見てニコっと笑うとちん○を手で固定して自分の股間へ挿入していく。
「うにゅうにゅうにゅ、ほーら、はいったああ。」
膣内にまで気合が満ちているのか、いつもにも増して刺激的だと佐伯は感じている。
早織は佐伯のイチモツを根元までずっぽりと包み込むと円を描くように腰をイヤらしく回転させる。
「はうーん、うふーん、ねえ、気持ちいいでしょ、どおお?うふーん。」
「おほおお、気持ちいいよう。早織ちゃんすごいよう。ああ、そんな…。」
早織は縦方向にも腰を動かし始める。
「きゅ。くい、ぐるん、ぐるん、あはああ、いいわあ、佐伯クンの先っぽが子宮にあたるう。いいの、いいのお。」
早織が胸を揉みながらもだえ狂う。
佐伯もつられて、猛烈に興奮している。あの、かわいい早織ちゃんがここまで淫らに乱れ狂うなんて…。
物欲というものは女をこうも変えるものか…。
佐伯のちん○もすでに何発も抜かれたことも忘れたようにギンギンに勃起して早織のウネウネを思う存分に味わっている。
早織の絶え間ないあえぎ声と炸裂する淫語がさらに佐伯の興奮を増す。
「ああ、すごい気持ちいい。早織ちゃんサイコー、もう絶対手放したくなーい。ああおおおお…。」
佐伯の腹の上で夢中で腰を回していた早織にも絶頂がじわじわと迫ってくる。
「は、は、は、は、は、あう、うく、いく、いく、いくう、くううううううう!!!」
早織がイった。イきながらもかくんかくんという腰の動きは変わらない。
「ぼ、ぼくも、ああ、ああ、また、出るう…。」本当の最後の一滴まで搾り取られてしまった。
佐伯は尿道の先からまるで精子が吸い取られていくような感覚を味わう。
どくどくと放出するたび、びくびくと体全体が反応してしまう。もう痛みとも快感ともわからない。
「あ、ああ、あううう…。」
早織はまだイきつづけている。
10円を手に入れられる幸福感につつまれてうっとりと虚空を見つめる早織だった。

激しい情事がやっと終わる。予想以上の早織のはりきりに佐伯は大満足だ。
「はい、じゃ、10円。」佐伯が早織の手の中に10円玉をポトンと落とす。
「あーりがとー。うれしー!!!」早織は満面の笑みである。
自分の手でつまみあげてうっとりと下から眺めたり横から眺めたりして悦に入っている。
「また、いいことしてくれたら、もっといいものあげるからね。」
耳にはいっているのかどうか、早織はただニタニタと10円を眺め続けている。
「ね、似合う?どう?」
10円を自分のいろんなところに飾って佐伯にみせびらかす。
「うん、似合うよ。早織ちゃんにぴったりだ。」
「うふ、ありがと。ちゅ。」お礼のキスまでしてくれる。
佐伯の催眠のために、10円で体をささげる安い女になってしまった早織。
今夜もまた激しい自己嫌悪に陥ることだろう。

数日後。早織は怒っている。彼女は佐伯にだまされて10円で大サービスしてしまったと思い込んでいる。
よく考えればつじつまの合わない話だが、言葉巧みに佐伯にだまされてしまったからに違いないと思い込まされているのだ。
それでも、また佐伯に誘われれば断れないのはいつものことだ。

「なによ!今日はだまされないからね。あんたのことなんか大嫌いだから。もう、帰る!!」
パチン。佐伯が指を鳴らす。
「じゃあねえ、今日はこれをあげるよ。」
トロンとした目で佐伯の差し出したものを見つめる早織。
「ああん、素敵。真ん中に穴があいてるのがおしゃれでたまんないー!。欲しい、欲しいのぉ。」
佐伯の差し出した5円玉に魂をうばわれる早織。
早織はさらに安い女になってしまった。
<終>

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洗浄機

OL皆瀬早織には最近カレシが出来た。
しかし、早織は何故その男と付き合うようになったのかまったくわからない。
好みのタイプでもない、強引に交際をせまられたわけでもない。
以前、過労からか、変な言葉が口をついて出てしまう病気になったとき親切にしてくれたのがきっかけでつい関係をもってしまい、それがだらだらとつづいている。
実は早織のカレシ-佐伯洋治は催眠術を巧みに使って早織を彼女にしてしまったのだが早織自身はうまく誘導されてそのことには気づいていない。
彼女自身も何かがおかしいとは思っているのだが。
一度関係をもってしまったことは仕方がない。でも、好きでもない相手と付き合うのは、やはりやめよう、と決意して別れを告げるために佐伯のところへ行く。
「佐伯君。あの…。」
「ん?どうしたの。早織ちゃん。」それがクセなのか佐伯はよく指を鳴らす。
パチッパチッ。一瞬クラッとするような感覚。
でも決めたことだ、物怖じしてはいけない。言わなきゃ。
思い切って口に出す。
「今晩、ひま?もう三日も佐伯くんとシてないから、体がほてっちゃって。今日、泊りに言ってもいい?」
会社で回りの目があるというのに、こういう露骨なことを堂々と大声で言ってしまう。
本人は別れ話をしているつもりなのだが口が勝手に動き、言葉どおりに本当に佐伯が欲しくてしかたなくなり、股をすりあわせてからだをよじらせてしまう。
「OK。いいよ。」とややめいわくそうに佐伯が返事をする。
「わあ。うれしーい。」とびはねたいぐらい嬉しいという感情が体の中で沸き起こる。
るんるん気分で自分の席に帰り、座ってから自分のしたことに気づく。
「あれ?なんで?ああ、まただ。どうしてうまく自分の気持ちを伝えられないんだろう。」
気持ちをつたえる以前の問題なのだが催眠状態の早織は気づかない。
というわけで早織はつきあいたくもない佐伯とずるずる男女関係にあると思っているのだが第三者からはそうは見えない。
たしかに、常にデートにさそうのも早織のほうだし、どう見ても早織の方が積極的で佐伯はただ早織の言うまま、仕方なく付き合っているように見える。
本当は全く逆なのに。

早織は催眠で佐伯に、いいように心と体をもてあそばれている。
好きでもなんでもない佐伯なのだが、彼の手にふれられるだけで早織は体中の血が沸騰し体もとろけるようになって理性を失ってしまう。
「なあ、いいだろ。」
「いやよ。今日はそんな気分じゃ、あ…。」
手を握られるだけで、もうだめだ。その瞬間に脳に甘い感覚がはしり股間がジュンとする。
そして、がまんしきれず自分から彼のほうへ崩れ落ちてしまう。
コトが始まってしまうともう、めくるめく快感のアリ地獄だ。より強い快感をもとめて自分からどんどん進んで変態的なプレーをしてしまう。
「はあん、だめえん、もっと、突いてええ、あん、お尻の穴にも入れて、はあっ、はあっ…。」
その激しい求めかたに催眠をかけた佐伯でさえ、たじたじとするぐらいだ。
無論、彼も十分に楽しんでいるのではあるが。
行為の最中はとにかく夢中で何もかも忘れて快楽を追い求めてしまう早織だが自分の部屋に帰って一人になると激しい自己嫌悪と疑問の嵐に襲われる。
「あん、くそう。またやっちゃった。なんでこうなっちゃうのよ。もう!!」
今日、みずからしてしまった、あんなことやこんなことに赤面してしまう。
「彼のちん〇をしゃぶりながら、自分でクチュクチュして2回もイっちゃった。は、はずかしー!!」
そしていつも佐伯と別れようと決意する。そんなことの繰り返し。
「でも、なんだかんだいっても、彼のことが好きなの…かなあ。」
しかし自分のどこをどう探してもそういう感情が見当たらない。
なんだか理不尽だが誰にも相談しようもない。別れたい別れたいと思いながら現実にはセックスをねだってばかりいるのだから。

若いカップルらしく「普通の」デートもする。
早織としては面白くもなんともないのだが、(何故か)自分からさそってしまった手前、勝手に帰るわけにも行かない。
ただ、だまーってつまらなさそうにカクテルを飲んでいる早織に向かって佐伯がパチンパチンと2回指を鳴らす。
「これから、とっても面白い話をするよ。君は面白すぎて、もう笑い転げてしまうよ。」
ふん、なにを言ってんだか…と早織は思うのだが。
「昔ね、あるところにおじいさんとおばあさんがいたんだ。。」
「クス。」
佐伯の話は案外と面白いのでおもわず笑ってしまう。
「おばあさんが川へ洗濯に行くと川上から桃がどんぶらこ…。」
「あっはっは、なにそれえ。バカみたい。ハハハハハ。」
あまりの可笑しさ馬鹿馬鹿しさに声をだして笑う。
「…するとサルが出てきて、きびだんごひとつください。一つくれたらお供しよう…。」
「ぎゃーっはっはっはっ、ひいー、やめてよ、もう、おかしすぎるう、なんでサルなの?ひーっひっひっひっ、きびだんごー!!なにそれー!!きーひひひひひ!!」
腹を抱えて笑いころげる早織。
「ひい、くるしい、くるしい」
「そして雉が…。」
「ぎゃははははは、もう、はあ、はあ、だめえ、きゃはははははは…。」
笑いすぎて失禁してしまった。それでも笑いは止まらない。
「さあ、すこし落ち着こうか。」佐伯がふたたび指をならす。
「はあ、はあ、はあ、はあ、可笑しかった。あんた話の才能あるのね。」
自分のカレシにお笑いの天才的才能を発見した早織だった。

「じゃ、部屋行こうか。」「うん。」
あっさりうなずいてしまった早織だったが、「ん?部屋って?」
「このホテルの部屋を用意してあるんだ。いいだろ。な。」
「う、うん。」
いまさらイヤとも言えない。

佐伯と連れ立って部屋に入る。
自分は今セックスをする気分ではないが、どうせいつものようになし崩しに始まってしまうのだろう、と早織は思う。
それでも早織は少しは抵抗を試みる。
とにかく話をつづけて時間を稼ぐのだ。
といって共通の趣味があるわけでなし何を話題にしてよいのか早織にはよくわからない。
「えーっと、そうだ、佐伯君、前に催眠術かけてやるとかいってやってたけど、ぜんぜんかからなかったよね。本当は出来ないんじゃないの。」
以前、昼休みに佐伯が早織に催眠術をかけようとしたことを思い出したのだ。
そのときの催眠で彼女は佐伯の罠におちたのだが、早織は全くかかっていないと思い込んでいる。
「そんなことないよ。僕はちゃんと正式に先生について習ってるんだから。」
会話にかみついてきたので早織はしめしめとおもう。なんとか引き伸ばさなければ。
「ほーんとう?でもさ、催眠術ってなんだかインチキくさいよ。テレビなんかでも見るけど本当にかかってんの?」
「何言ってんの。催眠はちゃんと科学的にも説明のつく心理現象なんだ。バカにしてると痛い目にあうよ。深い催眠状態では人格を変えることさえ出来るんだから。」
「ふうん。ああ、犬になるとかウサギになるってのはよく聞くけどね。でも、人を機械に変えちゃうなんてのは無理でしょ。」
ちょっとでも相手の気をそらそうとわざと挑発的なことを言って見た早織だったが自ら墓穴を掘る結果となった。
「早織ちゃん、ちょっとこっちみて。」佐伯がパチンパチンと指を鳴らしてから目の前で人差し指を2~3回往復させると、早織はその場でガックリと崩れ落ちる。
早織はすこし目がくらんだぐらいにしか感じていない。
遠くの方で佐伯が何かを言っているようだがよくわからない。なんだかあたまがぼっとする。
パン!という音におどろいて目を覚ます。
「ひどいなあ、人と話してるのに居眠りするなんて。」
「え?私、寝てた?ほんと?ごめん…。」
「で、さっきの話だけど、人を機械にするっていう…。」
「うん。」
佐伯は人差し指の先を早織の鼻先にぴとっとつける。
「な、なに?」
「これが機械の起動スイッチさ、押すよ。くい。」早織の鼻を人差し指で少し押し込む。
とたんに早織の表情が消えてうつろな瞳に変わる。
無表情のままで無機的な声で話し出す早織。
「タダイマ、キドウチュウデス。タダイマキドウチュウデス。シバラクオマチクダサイ。」
いったい何の機械になってしまったのだろう。
早織は機械的にシャツのボタンをはずし脱ぎ捨てていく。スカートを脱ぎ、スリップを脱ぎ、ストッキングを脱ぎ、ブラジャーをはずし、そして最後にのこったかわいい黄色のパンティーもなんのためらいもなく脱ぎ捨てて全裸になる。
全裸になると無表情のまま佐伯の正面でひざまずく。
「ジュンビカンリョウ オンセイガイドニシタガッテアナタノチン〇ヲセンジョウシテクダサイ。」
そう、彼女は最新式のちん○洗浄機に生まれ変わったのだ。
「チン〇ヲダシテクダサイ。」音声ガイドが佐伯の行動を指示する。
それに従い、ちん○を取り出す佐伯。
早織の表情はまったくかわらない。
「ヨビセンジョウヲオコナイマス ヨビセンジョウコウニ チン〇ヲソウニュウシテクダサイ。」
そういってから口を大きく開ける。
佐伯はおもむろにちん〇を口の中に差し込んでいく。
じゅぶじゅぶじゅぶ。
「ホヒヘンホウハイヒ。」予備洗浄開始、といっているのだろう。
ウイーンと音を立てることはないがそのような雰囲気で早織が頭をゆっくりと前後に動かし始める。
やがて舌も動き始める。なんとなく動きが機械的なところがおもしろい。
ひたすら一定のリズムで動き続ける舌に佐伯のちん○はビンビンになってしまう。
「お、ううう、いい。あ、あ、あう…。」
そんな佐伯の声も耳に入らないかのようにただ無表情に淡々と早織は舌で佐伯のちん○を「洗浄」しつづける。
「レロ、レロ、ジュッポ、ジュッポ、レロ、レロ、ジュッポ、ジュッポ…。」
佐伯はちん○洗浄機になりきっている早織の舌を堪能する。イイ感じになってきたところで早織は舌の動きを止めた。口からちん○をはきだす。
「ヨビセンジョウ シュウリョウシマス。」
佐伯のちん○がぴょこんと揺れた。
早織が体の向きを変え、尻を佐伯の方に向ける。
「ホンセンジョウカイシシマス チン〇ノサキヲセンジョウコウイリグチニアテガッテクダサイ。」
指示通りに早織のおま〇こにちん〇の先をつけると、早織の方がグッと腰を動かして佐伯のちん○を一気にのみこんだ。
「アハ フウ センジョウチュウ センジョウチュウ…。」
機械なのだから何も感じないはずなのだが、暗示で感度だけは最高にしてある。
自分は機械のつもりでも膣内をかきまわされると感じまくってしまうのだ。
佐伯は何もしなくても洗浄機のほうが勝手に動いてくれる。これは楽だ。
早織が腰を激しく動かし尻が佐伯にパンパンと当たる。
「ハア、キャウ、キャハン、クウン…。」早織の表情も崩れだす。時折、機械としての意識より快感が勝ってしまうのだ。
手加減なくグイグイおしつけられる早織の膣の感覚に佐伯も絶頂間近になる。
機械になっているだけあって思い切りがいい。こんなワイルドな感じはいままでにもなかったと佐伯は目を閉じて感じ入りながら思った。
「カハア、ハウン…、チン〇ナイノヨゴレヲスベテ センジョウキノナカニダシキッテクダサイ…。」
言われなくても思いっきりぶちまけてやるぜ…とつぶやいて佐伯もみずから腰を振りはじめる。
二人のリズムがぴたりとあってものすごい速度で佐伯の陰茎と早織のおま〇この壁がこすりあう。
「ハア、アアアアア、アアアアウウウウ、クル、キテ、イヤ、ハア、カハアアア!!!」
どぴゅぴゅぴゅ。佐伯が「ヨゴレ」を出し切ると洗浄機もガタガタとふるえてイってしまう。
佐伯がちん○をぬぽっと引き抜く。
洗浄機の仕事はまだ終わったわけではない。快感にうちふるえながらもまたもとの視点の合わない無表情にもどった早織が指示を出す。
「シアゲコウテイデス チン〇ヲオダシクダサイ」
抜いたばかりで湯気の立っているちん○を差し出すと早織はその柔らかい胸でやさしく包むとそっと揉み始める。
揉みながら先にのこっている精液などをそっと舌で舐め取っていく。
さきほどとは打って変わったソフト攻撃でさすがの佐伯もノックアウトされる。
「お、おおおおお、出したばかりのちん〇になんという刺激!気持ちいいよう。また、したくなっちゃうー。」
ちん○についた精液とじゅるじゅると尿道口からでてくる残り汁をほぼなめとると洗浄コースの終了の様である。
「ピーピーピー センジョウシュウリョウ」
そう言って早織はじっと動かなくなった。機械なのだから当然だ。
「んん、なかなかよかったな。おかげで僕のちん〇もピッカピカになったよ。早織、君はいま機械になったことは忘れるが、僕がまた君の鼻をおすと洗浄機が起動する。」
早織は動かないまま佐伯の暗示を聞いている。
「ふうん。何回もかけてると大分深いところまでかかるもんだな。もう、僕のいうことなら何でもきいちゃうな。へへへ。」
佐伯はしかし、自分に対する恋愛感情をもたせることはあえてしない。
「早織ちゃん、かわいいから大好きだけど、僕のこと本気で好きにさせちゃったらただの恋人同士と変わらないもんね。」
好きでもない男に燃え狂う自分にとまどう早織を見て楽しむ。かなり屈折した変態だ。
「早織、君は僕の事が好きでもなんでもない、でも無意識で僕の言うことは何でもきいてしまうんだ。そしてそれは君をとても興奮させる。わかったね。」
早織はコクンとうなずく。もう何度も何度もこの暗示をすりこんだ。早織の脳にしっかりと染み込んでいるはずだ。
「じゃ、目を開けよう。はい!!!」
「え?あれ?わたし…。」佐伯と話をしていたはずだが、なにかおかしい。
早織は体のほてりに疑問を感じながら佐伯の顔をみる。
「どうしたの?」佐伯がやさしく言う。
早織は突然、今こそ別れを言うチャンスだと思いつく。強い意志をもってスーッと息を吸うと一気にまくし立てる。
「あ、あのね、佐伯君!!」
「はい?」
「せっかくホテルまで来て、何してんのよ。はやくぅ、私を楽しませなさいよ。いっぱいいっぱいセックスしてくれなきゃいやなのよぉぉぉ…あれ?」
「はい、はい。」わがまま娘をあやすように佐伯が早織をそっと引き寄せる。
口付けをされるともう抵抗できない早織だった。


<終>

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May 08, 2016

りふれいん

 OLの早織は仕事を終え、一人暮らしの部屋へ帰宅し夕食を終えて、まったりとくつろいでいる。

 今日もとりたててどうということのない日だった。

 胸ときめかす出会いも、特別嫌なこともない。

 変わったことといえば同僚の佐伯が肩こりがなおるとか言って昼休みに私に催眠術をかけようとしたことぐらいか。

 もともと調子のいい男だから信用できなかったが、案の定目の前でパンパン手をたたくだけで催眠なんかまるでかからなかった。

 ま、どうでもいい出来事である。

 「あーあ、つまんないなあ…。」大きなあくびをひとつ。

 それにしてもすることがない。ヒマだ。

 「あああ、ち〇ぽほしい…。」ぽつっとつぶやいて、はっとする早織。

 「え、私、今何言った?やだ、欲求不満かなあ…。」誰もいないにもかかわらず一人で赤くなって照れ笑い。

 「あっはっはあ…。やだ。おかしい、ああ、もう寝ちゃおっと。」

 自分で自分をごまかしてベッドにはいってしまう早織。疲れているせいだと思い込みたかったのだ。

 早織は夢を見る。

 ここは街角の店先、看板には「ち〇ぽ専門店」とかかれている。

 早織は迷うことなくその店に入っていく。

 「いらっしゃいませ、どのようなものをお探しでしょう。」

 ここは高級店らしく、きっちりとしたみなりの女性店員が丁寧に応対する。

 胸のネームラベルには『第一級ち〇ぽ鑑定士 澤芳江』と印刷されている。

 店内のガラスケースのなかにはさまざまな、ち〇ぽがならべられている。

 「そうねえ、最近なんかモノ足りないし…。刺激的なのがいいなぁ。」

 「それでは、こちらなんかはいかがでしょう。ヨージ・サエキの春の最新コレクションですが。」

 早織はさしだされたち〇ぽのひとつを手に取る。

 「ちょっと試して見てもいいですか。」

 「ええ、どうぞ。」

 試挿室に入ってパンティーを脱ぎ、さっそくそのち〇ぽを挿入する。

 「うっ、ふうう。最初の挿入感は品があるなかにも刺激的だわ。さすがヨージ・サエキね。

 こうやって出し入れしても、あ、ふうん、すごい、このカリの引っかかりスゴクいい!!

 ああん、ブランド品はやっぱりモノがいいからやめられないの。あああ!!うごく、うごいてるうう。

 きもちいい…。ああ、とろけるよう…。ほしい。このち〇ぽ、ほしいわ………。」

 早織は淫夢を見ながらベッドのなかでもだえている。

 「ち〇ぽほしい…。ち〇ぽほしい…。」と眠りながら、うわごとを口走っている。

 「はあん、ダメえ、いくううう…。」どうやら夢の中でイってしまったらしい。

 淫夢は朝までつづいた。早織は何度も何度も試挿しては昇天した。

 目を覚ました早織は夢のことは覚えていない。

 ただ、体が妙に熱っぽくて股間に湿り気があるのを少し不審に思ったのだがさほど気にもとめなかった。

 「あああー、なんかよく寝たーって感じかな。とりあえず、ち〇ぽほしい…。」

 言ってからハッと自分の手で自分の口をふさぐ。

 目だけで左右を見回す。鏡で自分の顔をじっとみる。

 「どうしちゃったのよ。わたし。なんか、心にもないこと言っちゃう。」

 しかし早織は気づいていた。自分の頭のなかで『ち〇ぽほしい』のフレーズがどんどん増殖していることを。

 「やばいよー、ち〇ぽほしいよー、えっと、そじゃなくて、このまま会社言ってみんなの前で口走っちゃったら何て思われるだろう。ああ、ち〇ぽほしい。」

 少し気を抜くと無意識にそのフレーズがでてしまう。

 「ああ、もう、ち〇ぽほしい、ち〇ぽほしい、ち〇ぽほしい…。あーん、そうじゃなくてえ。」

 もう頭のなかの半分は『ち〇ぽほしい』で占められているような感じだ。

 他の事を考えようとしてもなかなか言葉がうかばなくなってきた。

 不思議なことに会社を休もうと言う発想がわいてこない。あせりながらも出勤の準備を始める早織。

 「とにかく、話さなければ大丈夫よ。それで、もうち〇ぽほしいから。ああ…。」

 思考まで侵され始めている。

 気力で身支度をととのえるとそそくさと玄関を出る。

 電車の中でも、ドキドキしどおしだ。しゃべるまいとしても口が自然と動いてしまいそうで慌てて手で押さえる。

  「ふごふご、ひんほほひい…。」口をおさえながらフゴフゴ言っている女を車内の乗客は変な目で見る。

 駅につくともうたまらない。人気のないところを必死で探す。

 あたりに誰もいないことをたしかめると「ああ、もう、ち〇ぽ欲しい、ち〇ぽ欲しい、ち〇ぽ欲しい、ち〇ぽ欲しい、ち〇ぽ欲しい、ち〇ぽ欲しい、ち〇ぽ欲しいったら、ち〇ぽ欲しいのー!!ああ、すっとした。」

 フレーズを連発すると少し胸のつかえがおりたような気がした。

 「あ、あ、あああー。ふん、大丈夫ね。きっとストレスのたまりすぎだわ。気をつけないとね。早く彼氏みつけないとってことなのよね。」

 なんとか落ち着きをとりもどし、平静を装って出社する。

 「皆瀬さんおはよう。」「あ、おはようございます。」どうやらもとにもどったようだ。ほっとする早織。

 いつもどおりに仕事を始める。

 「皆瀬さーん、ちょっと。この伝票なんだけど…。」

 「あ、これはですね。ここのところのち〇ぽがほしいんです。」「え?」

 「あわわわ…。」「今、変なこと言わなかった?私の聞き違い?」

 「あの、そうじゃなくて、その、ちん…じゃなくてその。」しどろもどろになる早織。

 「まあ、いいわ。これ、あなたがちゃんと処理しといてね。」「は、はい。」

 なんとかごまかせたのだろうか。

 落ち着かぬ気分のままコンピュータに向かう。いったいどうしてしまったんだろう。どうすればいいんだろう。

 心はもう上の空だ。ふと気づくとコンピュータ画面いっぱいに「ち〇ぽがほしい」という文字を打ち込んでしまっている。

 「あ、あ、あ…。」パニック状態になっているところに電話がかかってくる。外線だ。

 「はい、もしもし、ち〇ぽがほしいです…。きゃ。」自分でガチャンと切ってしまう。

 「はあ、はあ、はあ。」息が荒くなってきた。目が血走る。同僚たちも次第に変だと思い始めているにちがいない。

 でも。頭の中の大半がもうそのフレーズで満たされてしまっている。

 もうそれが彼女の言葉の全て、思考の全てになってしまいつつあるのだ。

 「ああ、ち〇ぽほしい。ち〇ぽほしい。」恐怖でひきつりながらも、その言葉しかでてこない。そのことしか考えられない。

 「よう、早織ちゃん、どうしたの。」佐伯が声をかけてくる。

  どうしてだろう、彼が助けてくれる。彼だけが頼りだと、どうしても思えてしまう。

 「佐伯君…、あの…。」

 「ん?どうしたの。」ニヤつきながら佐伯が聞く。

 「おねがい。佐伯君の…、佐伯君のち〇ぽがほしいの…。」

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